白花豆のブラウニー
ぐるぐると混ぜていくだけでしっとり濃厚なブラウニーが出来上がるので、お菓子作り初心者さんにもおすすめのレシピです。白花豆の変わりにくるみやアーモンドなどを入れてもおいしくできますよ。常温で持ち運びができるので、ちょっとしたプレゼントにも使えそう。
材料 18×18×高さ5センチの型1台分
白花豆の甘煮・・200g ブラックチョコレート210g バター・・150g
卵・・3個 砂糖・・30g ココアパウダー・・大さじ3 薄力粉・・70g
好みで粉砂糖・・適量
準備
卵は室温においておく
薄力粉は万能こしきなどでふるう
型にオーブン用シートを敷く
オーブンを170度に温め始める
作り方
1耐熱容器にチョコレートを割りいれ、バターを5,6等分して加える。ラップをかけて電子レンジで4分加熱し、取り出して泡だて器で混ぜ、なめらかにする。
2ボールに卵を入れて泡だて器でほぐし、砂糖を加えてよく混ぜる。
3砂糖のざらつきがなくなったら、チョコレート液を少しずつ加え、混ぜ合わせる。
4ココアパウダーを加えてひとまぜし、薄力粉を一度に加え、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ合わせる。
5白花豆を加えてゴムベラでさっくりと混ぜる。
6型に生地を入れ、ゴムベラで隅まで広げて表面をならす。天板にのせて170度のオーブンに入れて25分焼く。ケーキクーラーにのせてあら熱をとり、型からだして冷ます。食べやすく切り分け、好みで粉砂糖をふる。
投稿者: rei 日時: 2009年02月23日 17:16
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いり黒豆のクッキー
いり黒豆のほか、節分のころによく見かけるいり大豆を使っても良いです。いり黒豆が手に入らないときには、乾燥黒豆を水洗いし、耐熱皿に広げ、レンジに3分かけ、ざっと全体をまぜ、再び3分レンジにかけたものを使用すると良いでしょう。
コリッサクッとした黒豆の歯ざわりと、香ばしさが特徴の一口サイズのクッキーです。
材料
いり黒豆・・60g バター・・70g 粉砂糖・・20g 卵黄・・1/2個 薄力粉・・80g
仕上げ用の粉砂糖・・適量
準備
バターは室温において柔らかくする
薄力粉は万能こしきなどでふるう
天板にオーブン用シートを敷く
オーブンを180度に温め始める
黒豆は厚手のポリ袋に入れて上からめん棒などでたたき、細かくする
作り方
1ボールにバターをいれ、泡だて器で全体がなめらかになるまで混ぜる。粉砂糖を2回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。卵黄を加えて混ぜる。
2薄力粉の1/2量を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
3残りの薄力粉を加え、ひと混ぜしたら、黒豆を加えてよく混ぜる。黒豆が全体にいきわたり、粉っぽさがなくなったら、手で生地をひとつにまとめる。
4生地を20等分して丸め、間隔を少しあけて天板にのせる。180度のオーブンに入れ、15分焼く。
5焼きあがったらすぐにボールなどに入れ、仕上げ用の粉砂糖大さじ2をふって混ぜる。あら熱がとれたら、さらに粉砂糖を茶こしでふる。
投稿者: rei 日時: 2009年01月28日 16:21
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体によくって、おいしい豆スイーツレシピ【金時豆の抹茶パウンドケーキ】
秋も深まり、ほっこりとした焼き菓子や和菓子がおいしく感じる季節になりましたね。
買ってくるのも良いけれど、手作りしたものはもっとおいしく感じられるはず。
今回は、おいしいだけではなく、食物繊維やポリフェノールなどの栄養素をたっぷり含み、便秘解消や美肌効果など女性にとってはうれしい効能を持つ“おまめ”を使ったスイーツレシピをシリーズでご紹介します。
煮豆や、ゆでた豆を使って作るので、思っているよりずっと簡単にできますよ。
「金時豆の抹茶パウンドケーキ」
抹茶の風味がいっぱいのケーキ生地に金時豆がちりばめられた和風のパウンドケーキです。煮豆の効果で、しっとりと焼きあがりました。
18×8×高さ5?pのパウンド型1台分
金時豆の甘煮・・100g バター・・100g 砂糖・・50g 卵・・2個
抹茶・・大さじ1と1/2 砂糖・・小さじ1 熱湯・・大さじ2と1/2
薄力粉・・100g ベーキングパウダー・・小さじ1/2
準備
卵は冷蔵庫からだして、室温においておく
バターは冷蔵庫からだして、室温において柔らかくする。
薄力粉とベーキングパウダーはあわせて万能こしきなどでふるう。
型にオーブン用シートを敷く
抹茶と砂糖小さじ1をよくまぜあわせ、熱湯を加えて全体がなめらかになるまで混ぜる
オーブンを170度に温める。
金時豆はシロップが多いようなら軽くきり、器にいれておく
作り方
1ボールにバターをいれ、泡だて器で全体がなめらかになるまで混ぜる。バターが固い場合、レンジに15秒ほどかけてから、泡だて器で混ぜていく。砂糖を2回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
2バターが白っぽくなったら溶き卵を5,6回に分けて加え、そのつどよく混ぜてなじませる。
3抹茶液を加え、よく混ぜ合わせる。
4粉類の1/2量を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。残りの粉類を加えて、粉っぽさがなるなるまで混ぜる。
5金時豆を加え、さっくりと混ぜる。
6型に生地を入れて表面を平らにし、中央を少しくぼませる。170度で温めておいたオーブンに入れて、40分焼く。ケーキクーラーにのせ、あら熱がとれたら型からはずして冷ます。
投稿者: rei 日時: 2009年01月26日 15:17
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健康を増進させる? 【しょうが】
体を温め、発汗を促す 『しょうが』
ジンゲロンが風邪の初期に効果を発揮する!
しょうがは、魚や肉のにおい消しとして、また風味づけや毒消しとして、昔から料理に用いられています。漢方では生姜といい、ほとんどの処方に使われているほど、万能の効果をもっています。
こうした働きのもとは、辛みの成分であるジンゲロンとショウガオールです。これらには、魚や肉の臭みの成分と結合してにおいを消す作用があり、発汗作用や胃液の分泌をよくして消化吸収を促す働きもあります。特にジンゲロンには強い殺菌力があるので、生魚などによる食中毒を予防するのに効果的。血液の循環をよくし、内臓全体の働きを活発にする作用ももっているといわれます。
独特な香りは、シネオール、ジンギロール、ジンギベレンなどの精油成分によるものです。これらは消炎、発汗、去たん、保温などの作用も持つことで知られていますが、唾液の分泌をよくし、食欲を増進させる働きもあるので、のどが痛む、たんが出る、食欲がなくなる、寒けがする、といった風邪の初期にはもってこい。冷え性や神経痛にも効果をあらわします。
おいしい食べ方
有効成分を含んでいますが、しょうがそのものの栄養価は低いので、料理のわき役として利用するのがいいでしょう。細く切った針しょうがは酢のものや煮ものの天盛りに、おろしたしょうがは天ぷらやかつおの刺し身の薬味に。炒めて香りを出し、中華料理や魚料理にも使います。また、抗酸化作用もあるので、クッキーなどの菓子に加えれば、油の酸化防止にも役立ちます。旬には多めに買って自家製のガリをつくっておくと、品質も落とさず、しかも、その際できる甘酢は調味料としても使えて大変便利です。
風邪のひきはじめには、市販のジンジャーパウダーを紅茶に一振りして飲むと、口当たりもよく体も温まります。また、芽に当たる新しょうがはやわらかいので、生のままみそをつけるなどして食べましょう。
選び方と保存法
旬は7?9月ごろ。鮮やかな黄金色で、全体にふっくらしてシワのないものを選び、表面にくぼみや傷があるものは避けます。茎や葉をつけたままの新しょうがは4?8月ごろが旬で、やはり傷がなく、しなびていないものが新鮮。茎根に近い部分が赤いものが特によいといわれます。
冷蔵庫では品質が変わりやすいので、長期保存の場合はラップやビニール袋に包んで冷凍保存しましょう。
なお、市販されているジンジャーパウダーやジンジャーソルトは保存が簡単で手間がかからないので、常備しておくと重宝します。
日時: 2007年04月24日 10:39
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貧血に関する豆知識
その?@ 『鉄分だけ補っても貧血は治らない?』
女性の3割は貧血といわれます。昔は栄養状態がよくなかったために貧血の人が多かったのですが、飽食の時代といわれて久しい現代に、貧血の人が多いのはなぜでしょうか。
原因の多くはダイエットにあって、やせるために朝食をぬいたり、ごはんの量を減らしたりしている方も少なくないようです。そんな食生活を続けている人の貧血は、栄養のアンバランスによるものですから、鉄分だけを補っても貧血は改善しません。多くの食品からまんべんなく栄養をとることが必要です。
その?A 『食前、食後のコーヒー、お茶は鉄分吸収を妨げる』
貧血を防ぐには、血液を構成する栄養分を補給するのが手っとり早い方法です。本文中で紹介したものは、そういった鉄分、タンパク質、ビタミンCなどを効率よく摂取できる食べものですが、鉄分を含む食事をとる際に気をつけなければならないことがあります。
お茶、コーヒー類は消化を助けるというメリットがあるのですが、これらに含まれているタンニンが、鉄と結びついてしまうので、鉄が吸収されにくくなってしまうのです。ですから、鉄を取り入れたいのでしたら、食事の前後のお茶やコーヒー類はできるだけ控えましょう。
日時: 2007年04月19日 15:20
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貧血を治す食べ物? 【ほうれん草】
鉄分多く、造血効果は抜群 『ほうれん草』
鉄分を吸収するビタミンCも豊富!
今や緑黄色野菜の王様として食生活に欠かせないほうれん草。昔の中国では、「五臓の働きをよくする」食べものとして薬の扱いを受けるくらいで、冷え性や便秘、糖尿病ののどの渇きを治すとされています。 ほうれん草はまた、貧血に効果のあることでも知られています。鉄分の含有量は100g中3.7mgと、緑黄色野菜の中ではパセリの9.3mgに次ぐ多さです。しかも、造血効果のある葉酸、鉄分の吸収をよくするビタミンC、血液をきれいにする葉緑素もたっぷり。食べやすく、料理の利用範囲も広いとあって、まさに理想的な貧血予防食品なのです。 その他、β―カロチン、ビタミンB1、B2、ナイアシン、カルシウム、カリウムも豊富ですから、肌や髪をつややかにし、風邪の、予防や高血圧にも効果的です。 ほうれん草には春まきと秋まきがあるので、1年中手に入りますが、旬は冬。霜に当たった方が甘みが増し、夏に出回っているものに比べ、ビタミンC、β―カロチンともに豊富です。
〔おいしい食べ方〕 アクには体内でカルシウムと結合して、結石の原因となったり、体内の貴重なカルシウムを浪費してしまうシュウ酸という成分があります。生で食べても1日3kgを1か月以上食べ続けないかぎり、まず結石の心配はありませんが、ゆでて水洗いすれば、半分以上のシュウ酸は取り除けます。 ゆでればカサも減って、たくさん食べることができるので、おひたし、煮びたし、ごまあえにしてどんどん食べましょう。 また、鉄分は少量の動物性のタンパク質と合わせると吸収率が高くなるので、最近人気のカリカリに炒めたベーコンと合わせるほうれん草サラダは、理にかなった一品といえます。アクの少ない品種を選べば、やわらかくておいしさも格別です。牛乳とも相性がよいので、ミルク煮にするのもいいでしょう。 調理するときは、鉄鍋を使うのも一法です。水分や塩分、酢などによって、鍋の表面からにじみ出る鉄分は、体内で利用されやすい鉄分(2価鉄)が大部分なのです。
〔選び方と保存法〕 緑色が鮮やかで、葉がピンと張ったみずみずしいものが新鮮です。長さ20?25cmくらいがおいしく、大きすぎるものは味が落ちます。 鮮度が落ちるほどビタミンCが減るので、早めに食べたいものですが、ぬれた新聞紙に包んでポリ袋に入れ、根を下にして立てて冷蔵庫に入れておけば1週間はもちます。
日時: 2007年04月19日 14:30
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貧血を治す食べ物? 【かき】
造血に必要な成分がたっぷり『牡蠣』
高血圧、低血圧にも効果的海のミルクは血液を丈夫にする!
かきは、その栄養価の高さから「海のミルク」といれています。タンパク質や脂質は他の魚介類に比べるとやや少ないものの、エネルギー源であるグリコーゲン、造血に必要な鉄や銅、ビタミンB1、B2は大変豊富です。 ぬるぬるする部分に含まれているタウリンとうアミノ酸には、脂質やビタミンA、Eなどの脂溶性ビタミンの消化吸収を助ける働きや、血中コレステロールを減らしたり、血圧を正常に保つ作用もあります。 身は貧血、高血圧、低血圧、肌荒れに効果があり、殻を乾燥させた生薬「牡蠣」は精神安定、胃酸過多の特効薬です。その効用は古くから知られていて、『本朝谷鑑』という古書には「心を涼しくし、肝を混し、脾臓のうつ熱を去り、汗を止め、渇を止め、腹下しを整え、酒毒を欠し、婦人の血気を収める」と記されています。 ところで、「花見すぎたらかき食うな」といわれているのをご存じですか?欧米でもRのつかない月、つまり5?8月は食べるな、といわれています。これは、鮮度が落ちやすく中毒にかかりやすいためのようですが、この時期は栄養価もぐんと下がります。たとえば、旬の1?4月には4?6%あるグリコーゲンが、産卵後の8月にはい0.5%にまで落ちてしまうのです。 おいしい時期ほど栄養もたっぷり。旬の冬には努めていただきたいものです。
〔おいしい食べ方〕 なんといっても、生がきにレモン汁をかけて食べるのが一番です。海の香りをまることいただくようなおいしさもさることながら、ビタミンCの多いレモンを一緒にとることで鉄分の吸収が促され、タウリンの損失を防ぐこともできます。 ちなみに、かきは殻の平らな方が上です。ふくらんだ方を下にして口のつけ根からナイフをさし込み、貝柱を切って開けると、中のエキスをこぼさずに開けられます。 おなじみのかきフライやかきのべーコン巻きソテーにもレモンを絞りかけ、ブロッコリーやジャガイモをつけあわせにするといいでしょう。
〔選び方と保存法〕 むき身のかきは、身がぷっくりとふくらんで丸みがあり、縁の黒いひだが色鮮やかなもの、貝柱が透き通った感じのものが良品です。殻つきは鮮度がわかりにくいので、信用のおける店で買うことです。 かきは足が早く、傷むと食中毒を起こしやすいので、生で食べるときは買ったその日のうちに。加熱する場合でも、殻のふくらんだ方を下にして冷蔵庫に入れておき、一両日中にはいただきましょう。
日時: 2007年04月19日 13:45
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貧血を治す食べ物? 【レバー】
鉄分補給の優等生『レバー』
体内吸収率の高いヘム鉄が豊富!
貧血に効く食べものといえば、まず思い浮かべられるのがレバーです。代表的なレバーには牛、豚、鶏がありますが、栄養的な大差はなく、いずれも良質のタンパク質、脂質ビタミンA、B1、B2、鉄分などが豊富で、動物性食品には少ないビタミンCまでもが多量に含まれています。 鉄分には体内に吸収されやすいものとされにくいものがありますが、レバーの鉄分は吸収率の高いヘム鉄。しかも造血に不可欠なビタミンB2や銅も多いため、胃腸や肝臓の障害によって起こる悪性貧血にも効果があるといわれています。 また、レバーの成分はそっくりそのまま肝臓に効果的に働くところから強肝食としても有名で、肌を美しくする作用もあります。 苦手という人も多いのですが、臭みをとれば意外に食べやすいもの。特に鶏レバーはやわらかく淡白なので、レバー嫌いの人でも抵抗なく食べられるでしょう。牛、豚レバーに比べてカロリーも低いので、ダイエット中の人にもおすすめです。 生理痛や生理不順に悩まされている人は牛レバーが有効。牛レバーにはホルモンの活動を活発にするビタミンEが豊富なため、症状をやわらげる効果も期待できます。 豚レバーは、とにかく鉄分を補給したい、という人向き。鉄分含有量は豚レバーが最も多く、100g中に13mg、鶏は9mg、牛は4mgです。 ただし、とりすぎは禁物。レバーのビタミンAはとりすぎた分が排出されず、体内にとどまると、肝臓を疲労させたり、脱毛させたりのトラブルを招きます。レバー2?3切れで1日の必要量が摂取できることを、覚えておきましょう。
〔おいしい食べ方〕 水がにごらなくなるまでさらせば、かなり臭みは消えますが、これではせっかくのビタミンB群やCが水の中に溶け出してしまいます。水にさらすのはせいぜい10?15分程度にとどめます。血ぬき後は牛乳や酒に浸しておくと、臭みは消えて風味も増します。時間がないときは、さっと熱湯にくぐらせて表面をかためてしまうのも方法です。 栄養を損なわずに食べるには生食が有効ですが、寄生虫などの心配があるので、加熱した方が安全です。パセリ入りの衣で揚げた香り揚げやレバニラ妙めなどは、ビタミンCと一緒にとることでより鉄分の吸収をよくし、臭みも消してくれる、一石二鳥のお料理です。
〔選び方と保存法〕 赤みの鮮やかな、プリプリした張りのあるものが新鮮です。傷みやすいので、かたまりのまま、その日に食べきる量だけ求めましょう。
日時: 2007年04月17日 16:55
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貧血を治す食べ物? 【きんしんさい】
常備しておきたい我が家の妙薬『きんしんさい』
鉄分はほうれん草の20倍主だった栄養素がたっぷり!
金針菜はユリ科のホンカンゾウのつぼみを乾燥させたもので、黄金色であること、乾燥させるとつぼみが針のように細くなることから、「金針菜」と呼ばれるようになりました。 別名を「忘憂草」といい、これは補血、血液浄化、利尿、精神安定などの作用によって、体も心もリフレッシュされる、つまり、憂いを忘れさせてくれることから名づけられたようです。 栄養価も非常に高く、タンパク質、脂質、鉄分、カルシウム、リン、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなどを豊富に含んでいます。特に鉄分の含有量はすばらしく、100g中74mgは、なんとほうれん草の20倍。ひじき(55mg)やきくらげ(44mg)と比べても、その多さがわかります。 昔から貧血の妙薬として扱われてきたのも、この豊富な鉄分があるからでしょう。 むくみをとったり高ぶった神経を鎮めたりの効果もあり、健脳食としても注目されはじめている金針菜。あまりなじみのないものですが、中国食品を扱っている専門店やデパート、漢方薬局で求めることができます。 扱い方は乾物と同じで、水の中で2?3回もみ洗いし、水かぬるま湯に約1時間(その年にとれた黄色いものは15分程度)浸してやわらかくもどしてから使います。豚肉や鶏肉とよく合い、コクのあるとてもよいだしが出るので、スープや煮もの、炒めものにぴったり。保存もきくので、便利です。
〔おいしい食べ方〕 金針菜の栄養分はつぼみの中にある花粉に含まれています。水洗いするとき、またもどすときには、この花粉を洗い流さないよう、十分、注意しましょう。 もどし汁は黒ずんできますが、これは鉄分が溶け出したためです。捨てずにスープや煮汁に加えていただきましょう。もどし汁には鉄分だけでなく、うまみも出ているので、お料理もグッとおいしくなるはずです。
〔選び方と保存法〕 新鮮なものほど黄金色をしています。古いもの、保存状態の悪いものほど黒っぽくなってくるので、できるだけきれいな黄金色のものを選びましょう。紙袋などに詰められて中が見えないときは、製造年月日を確かめることが必要です。 保存は普通の乾物と同様に考えてさしつかえありませんが、金針菜は、鉄分を豊富に含んでいるため、空気にさらされると黒ずみやすく、花粉には虫もつきやすいもの。ジッパーつきの袋やあき缶、密閉容器に入れて空気をシャットアウトし、冷蔵庫で保存すれば万全です。
日時: 2007年04月17日 15:55
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貧血を治す食べ物? 【プルーン】
「女性にうれしい」ミラクルフルーツ『プルーン』
鉄分含有量は果物界のナンバーワン!
プルーンはプラム(西洋スモモ)の一種で、数100種類にも及ぶプラムの仲間の中でも、肉厚で甘みが強いため、最も乾果に適しているといわれています。現在、市場に出回っているのもドライプルーンがほとんど。フレッシュプルーンは夏の一時期に若干量、といったところです。 このプルーン、アメリカでは「ミラクルフルーツ(奇跡の果物)」と坪ばれていますが、それもそのはず、プルーンには各種のビタミン、ミネラルが大変豊富に、しかもバランスよく含まれているのです。 中でも鉄分は他の果物と比べると圧倒的に多く、100g中に含まれる鉄分3.9mg(ドライプルーンの場合)は、グレープフルーツの約40倍、バナナの約13倍に相当するほど。女性の10人に1人は悩まされているといわれる鉄欠乏性貧血の予防には、もってこいの食品といえるわけです。 ビタミン類においても、カロチンはレーズンの約38倍、B1はりんごの約2.5倍、B2はオレンジの約5倍ナイアシンはグレープフルーツの8.5倍と、群を抜いています。 これらのビタミン、そしてミネラルは、代謝をよくして病気を治す力をより活発にしてくれるため、低血圧や冷え性、風邪の初期症状、疲労回復にも効果があります。ペクチンという水溶性の食物繊維も豊富で、便通を穏やかに促進する働きもあり、女性にとっては、まさに毎日とりたい「ミラクルフルーツ」といえるでしょう。
〔おいしい食べ方〕 プルーンの鉄分は、肉や魚に含まれている鉄分に比べるとやや吸収率が劣りますが、ビタミンCや少量の動物性タンパク質を一緒にとることで、吸収率を倍増させることができます。他の酸味と合わせると風味も増すので、サラダに加えてレモンドレッシングでいただいてはどうでしょう。肉の煮込み料理に入れてもなかなかいけます。 もう一つのポイントは、食後のコーヒーや紅茶を控えることです。というのは、これらに含まれているカフェインには、鉄分の吸収を妨げる作用があるからです。食後にはノーカフェインのハーブティーやほうじ茶をどうぞ。どうしても飲みたい場合でも、食後少なくとも30分、できれば1時間は控えたいものです。 なお、プルーンはとりすぎると下痢を引き起こすことがあります。1日10粒が適量です。
〔選び方と保存法〕 なるべく大きく、製造年月日の新しいものを選びましょう。封を開けても冷蔵庫に入れておけば1か月くらいはもちますが、ワイン漬けにすると、長期保存も可能です。
日時: 2007年04月17日 15:40
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柑橘類でビタミンCの含有量はトップ 【ゆず】
精油成分とビタミンC、B1、B2が肌に効果的に作用
冬至の日、ゆずを浮かべたお風呂で体を温めるのはとても気持ちがよいものです。お風呂の他にも、吸いものなどに入れてゆずの香りを楽しむことが多いのですが、香りの秘密はピネンやシトラールという精油成分。精神的にリラックスできるだけでなく、温熱効果もあるので、冷え性、リウマチ、神経症に有効です。 また、ゆずの皮にはビタミンCがたっぷり含まれ、肌をつややかにしてくれます。ひび、あかぎれになってしまったら、しぼり汁をすり込むと効き目があります。ビタミンCだけでなく、毛細血管の循環をよくするビタミンPも含まれるので、荒れた肌をいやしてくれます。
〔おいしい食べ方〕 せっかく有効な成分をもつのですから、ゆずの栄養分を十分に生かしたいものです。そんなときは果実酒をつくってみてはいかがでしょう。 水洗いしたゆず6個を輪切りにしてビンに入れた後、蜂蜜400g、ホワイトリカー1.8lを注ぎます。3か月ほど冷暗所に置いておくとできあがり。こしてから飲んだ方がよいでしょう。
〔選び方と保存法〕 ごつごつした形をしていて、皮にはつやがあるもの。また、かたくて傷がないものを選びましょう。 旬は秋の終わりから冬にかけて。安いものが出回るので、余分に買っておき、冷凍保存をすると便利です。
日時: 2007年04月17日 11:27
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たくさんの栄養が凝縮された 【のり】
ビタミンA、B、C、カルシウム、リン、鉄分を豊富に含む優良食品
おにぎりや巻き寿司に欠かせないのりは、たくさんの栄養素をもっているのです。驚くべきことにビタミンAは100g中に14000IUも含まれ、ゆでほうれん草の7倍以上に相当します。豊富なカルシウムがホルモン分泌を調整する上、ビタミンB1、B2、ヨードが新陳代謝を活発にするので、新しく皮膚がつくられるのを助けます。
〔おいしい食べ方〕一番相性がよいのはやはりご飯ですが、和風サラダ、冷や奴やヤキソバの薬味とし、ても活躍しています。その他すりおろしたやまいもを巻いて揚げたりしてもおいしくいただけます。 選び方と保存法 味つけのりはそのままパリパリと食べることもできますが、塩分をとりすぎる心配があります。味はなくても他の素材と組み合わせられる干しのりや焼きのりにしましょう。 良質ののりは黒紫色のつやがあり、透かしてみると緑色に見えるもの。また厚さが均一でよい香りがするものです。口に入れたときやわらかく溶けることも、品質の目安です。 湿気を吸うと香りが損なわれ、赤く変色してしまいますから、缶などで密封するとよいでしょう。干しのりをあぶるときは光沢のある面(表面)同士を合わせて、2枚一緒にあぶると上手に仕上がります。
日時: 2007年04月17日 11:19
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味も栄養もよいのは完熟種 【トマト】
効率よくとれるビタミンCで肌や内臓の疲れを取り除く
トマトケチャップ、トマトジュース、トマトピューレ、トマトソース。今でこそトマトは世界中で愛されている野菜ともいえますが、トマトが人々の前にあらわれたばかりの頃は、「毒があるのではないか」と敬遠されていました。 原産地は南米のペルーやアンデスの砂漠地帯といわれています。ヨーロッパに伝わったのは16世紀。日本には18世紀に入ってきましたが、あまりにも鮮やかな赤い色をしたこの野莱を食べる習慣はなく、当初は鑑賞用にとどまっていました。 日本で食用になったのは明治時代の中ごろ。オムライスやチキンライスなどの洋食が大衆化し、トマトケチャップが食卓に並ぶようになってからトマトのおいしさを知ったようです。 トマトにはビタミンA、C、Eなどが豊富です。ビタミンCは免疫力を高めたり、タンパク質と結びついてコラーゲンをつくり出します。コラーゲンは細胞同士を結びつける役割を果たし、歯、骨、血管などの形をしっかりと維持します。コラーゲンが不足すれば細胞と細胞の間が広くなり、病原菌がすきまに入り込みやすくなるのです。ビタミンCは水溶性で、水に溶け出しやすく、熱にも弱いといわれていますが、トマトに含まれるビタミンCは、比較的安定しているため調理しても破壊率は低いようです。さらによいことに、一緒に食べたもののビタミンCをも守ってくれるのです。
〔おいしい食べ方〕 イタリア料理やスペイン料理といえば、トマトがふんだんに使われます。トマトに含まれるクエン酸は、肉類の味を引き出す他、胃を刺激して食欲を促します。二日酔いなどで弱った胃はトマトジュースでいたわってあげましょう。というのもトマトジュースは完熟トマトが使われているため、生のものより栄養価が高いこともあるからです。 普通は青いうちに収穫し、冷蔵して熟成させ赤い色を出します。完全に熟してから収穫すると傷みが早くなってしまうためなのですが、料理に使うときはなるべく完熟したものを用いましょう。おいしく仕上げたいときには皮と種を取り除くのがコツです。
〔選び方と保存法〕 おいしいトマトは水分をたっぷり含み、丸くてずっしりと重いものです。保存に際して注意したいのは、温度です。トマトはとても気難しく、完全に熟したものは冷蔵庫で大丈夫なのですが、青さを残しているものは、15〜25度で保存しないと、品質が低下してしまいます。食べものは何でも冷蔵庫に入れておけば長もちすると思うのは間違い。それぞれに合った保存法をよく知ることが大切です。
日時: 2007年04月17日 10:38
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たくさんの薬効をもつ 【だいこん葉】
根にはない豊富なビタミンA、Cで肌のトラブルを解消
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。正月の7日に食べる春の七草ですが、すずなはかぶを指し、すずしろはすずなの代わりのものという意味で、大根のことです。 大根といえば、白い根の方だけが利用され、日もちをよくするために緑の葉は切り落とされて売られています、邪険に扱われがちな葉に、実はたくさんの栄養分が含まれているのです。もちろん根にも消化を助けるなど、大切な働きをする成分がありますが、生の葉にはビタミンAが100g中に1400IU、ビタミンCは100g中70mgとかなり多く含まれています。「きれいになりたかったらビタミンCをたくさんとりなさい」といわれるのは女性の命ともいえる肌を美しくしてくれるからです。シミ、ソバカスのもとであるメラニン色素がつくり出されるのを抑え、色白の肌にしてくれます。また新陳代謝を活発にしますので、きれいな肌ができあがります。口や歯の炎症も鎮める他、干した葉をお風呂に入れると肩こり、神経痛や冷え性にもよいといわれています。
〔おいしい食べ方〕
大根にも練馬、聖護院、三浦とたくさんの品種がありますが、葉大根といって葉を食べる種類もあります。これは普通のものより葉がやわらかめで、ものによっては葉が1mになるものもあり、炒めものやおひたし、天ぷらなどに利用されます。 大根の葉を手に入れたら、即席漬けを試してみてはいかがでしょう。きざんだ葉と根を塩でもんで、しょうが、しそ、レモンやゆずの皮と一紺に2〜3時間漬け込むだけです。
〔選び方と保存法〕 大根の新鮮さは葉を見れば分かります。葉にぴんと張りのあるものは新しく、逆に葉の茎がすかすかのものは、根の方も状態がよくないことが多いようです。葉がついている大根を子に入れたら葉だけを別にしましょう。葉をつけたままですと、根の水分が葉から蒸発して早くしなびてしまいます。
美しさのためにはバランスよい栄養が必要
寝不足や疲れは顔に出てしまうものです。肌を美しく保つためには、体全体が元気でなければならないのです。ビタミンAは皮膚に潤いを与え、ビタミンB群は新陳代謝を活発にし、肌に張りをもたせます。メラニン色素の増加、沈着を防いでくれるのはビタミンCであることなどを考えると、化粧品などで表面的な美しさを得るだけでなく、きちんと食事をし、バランスよく栄養素を摂取することが美しさへの近道だということがわかります。
日時: 2007年04月17日 10:29
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ビタミンEとスクアレンの相乗効果 【オリーブ】
料理から美容まで幅広く用いられる植物油
伝説の美女として知られる古代エジプトの女王クレオパトラ。彼女の美しさを保っていたのは実はオリーブ油だったと伝えられます。その時代、オリーブは人間の生と死に深くかかわるもので、子供が生まれたときには全身にオリーブ油を塗り、死者が出たときにはオリーブの花輪で弔う習わしがありました。当時大変貴重なものでしたが、クレオパトラは頭からつま先までオリーブ油に包まれて生活していたようです。 熟したオリーブは果肉にも種子にもたくさんの油脂が含まれています。そこから取り出したオリーブ油は植物油の中で最も艮質とされ、ビタミンA、D、E、スクアレンなどを多く含んでいます。ビタミンA、D、Eはいずれも脂溶性のビタミンで、疲労回復作用があります。中でもビタミンAは皮膚の状態を正常に保つ働きをし、仮に不足すると角質ができ、かさかさした肌になってしまいます。「スクアレン」というのは不飽和脂肪酸の一種で細胞に酸素を送り込んだり、新陳代謝を活発にしたりします。クレオパトラがオリーブ油を愛用していたというエピソードは、オリーブに多くの美肌作用があることを裏づけているのです。 最近化粧品売り場でバージンオイルをみかけることがあります。バージンオイルは収穫したての実から最初に絞ったオリーブ油のことです。普通の化粧品は組織まで浸透することはありません。一方バージンオイルは栄養分として人間の皮脂となじんでしまいます。さらに紫外線防止の働きもあり、オリーブ油の中でも最高級品といえます。
〔おいしい食べ方〕 世界の生産量の98%を担う地中海沿岸の諸国では、料理のつけあわせやサラダの材料として食卓になじみ深いオリーブですが、生の果実は苦みや渋みが強すぎます。塩漬けにしたりピクルスにすると、独特の香りが出ておいしくなります。多くの場合、オリーブはつけあわせで終わってしまいがちですが、薄く輪切りにし、ご飯と一緒に炒めたり、炊き込んだりしてもオリーブのよさが生かせます。 オリーブ油は、オイルサーディン(いわしの油漬け)やドレッシング、スパゲッティなどによく合います。また料理の他にも顔をパックしたり、シャンプー剤にしたりと幅広く使用できます。お風呂上がりの全身マッサージにはオリーブ油が最適で、血行がよくなり、新陳代謝が促進されて、筋肉の疲れや肌の汚れが取り除かれます。
日時: 2007年04月17日 09:47
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やっぱりビタミンC
●日焼けあとには、やはりビタミンC
アメリカ人ばかりでなく、白人の女性はたいていが二十歳すぎると肌が汚くなります。中年ともなると、顔や背中、手の甲にまで醜いシミがいっぱい浮き出てきている人をよく見かけます。 シミの原因は、食べ物によるところが大きいことは前の項で述べました。 ここでは肌にとってのもう一つの敵、日焼けについて述べてみたいと思います。
白人は太陽を浴びて肌を焼くことが好きです。欧米ではリゾートで肌を焼けるということはステータスシンボルと思われていますから、彼女たちはバカンスともなるとみんな競って肌を焼くのです。こうやって少々無茶な焼き方をしても、十七〜八歳ころまでは体内に蓄積されているSOD酵素がありますから、それが作用して、焼いてもすぐシミにはなりにくいのです。 ところが、二十歳をすぎるころから体内にあるSOD酵素の量が急に減り、おまけにこのころから自然に作られる量も減ってきますから、それらの条件が重なりあって、焼いたあとの肌がもとに戻らなくなるのでしょう。
でも私は日本人だからと安心しないでください。これは何も白人だけのことではないのです。私たち日本人にも当てはまることです。最近の若い人たちは加工食品や外食、ファースト・フードを多く食べるようになっていますが、これらは油が多い「酸化食」です。 それだけでもシミを作りやすいのに、その上、若い女の子たちは気軽に海外へ出かけていって、海で泳いだりテニスをしたりスキーをしたりして積極的に肌を焼くようになっています。それはけっこうなことですが、ただ無防備に肌を焼いたのではそのツケが、年をとってからちゃんと帰ってくるということをよく覚えておくべきです。
私自身の例でいうと、子供が三人いるため、夏休みは長期間の休暇をとって、それこそ朝から晩まで彼らといっしょに過ごすことにしています。一カ月間ハワイに滞在したり、湘南の海の家を借りてそこで過ごしたり、プールに出かけたり、山登りをしたりと、どうしても外に出て肌を焼くことが多くなりますが、毎年そんなことをやっているせいか、気がついたらいつのまにかシミが消えなくなっていました。 そんな体験から、外で肌を焼くことの多い人は普段は絶対ビタミン剤など飲まないようにおすすめしますが、六月ごろからビタミンEとビタミンCの錠剤を三カ月以上飲むことをおすすめします。肌を焼いても、こうしてビタミン剤を飲んでいればそのあいだは日焼けがシミとなって固まるのを防いでくれます。
それとともに、夏場はSOD酵素をとるためにも野菜ジュースをたくさん飲むのがいいでしょう。いちいちジューサーで作るのが面倒なら、市販のかん入りのジュースを買って飲んでもかまいません。また、麦緑素の粉はSOD酵素のかたまりですから、これを買ってきて牛乳や水で溶かして飲むのもいいでしょう。とにかくシミを作りたくなかったら若いうちから手を打っておくことです。ある程度の年になってから気づいて後悔しても、もうあとの祭りです。
日時: 2007年03月13日 13:23
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美肌には「還元食」
●肌をきれいに保つためには「還元食」を
ふだん毛嫌いされがちなコレステロールも女性ホルモンを作って、みずみずしさを保ってくれるもとになるので、コレステロールがゼロの菜食は美容上よくないといいました。 それならば、コレステロールの多い肉食をすれば肌がきれいになるのか、ということになりますが、肉をたくさん食べるアメリカやヨーロッパの女性には、シミの目立つ人がとても多いのが現実です。 肉や砂糖のように、シミをつくりやすい食べ物を「酸化食」といいます。この「酸化食」ばかりを食べていると便秘もしやすいし、老人性のシミが早くから出てきます。 これはなぜかというと、肝臓に負担がかかるからです。 SOD酵素などを多くとる食事は「還元食」です。 洋食はどちらかというとこの「酸化食」にあたるのでどうしてもシミを作りやすいのです。
それに加えて、彼女たちのシミが多いのにはもう一つ理由があります。それはフライドポテトのような油で揚げたものをたくさん食べるからです。 油で揚げたものを食べるということは、加熱した油を食べることですが、この
加熱した油は血管の中に過酸化脂質を作りやすいという特徴があります。これが
シミを作ったりして肌を汚くする原因になるのです。 ごま油やサラダオイル、リノール酸オイルなどの植物性の油なら体に良いといわれますが、何であれ、加熱した油は過酸化脂質のもとになります。特に体に良いといわれるリノール酸オイルでの揚げ物では、油の再利用は二〜三回まで。それ以上使うと油の中に過酸化脂質ができているので危険です。ですから、特に三十五歳をすぎた女性は、
油で揚げたものはあまり食べないようにするのが美しい肌を長持ちさせる秘訣です。 この場合も和食が威力を発揮します。
和食の調理法には、焼いたり、蒸し煮にしたり、水炊きにしたりする方法があって、これらはどれも油を落として過酸化脂質をとらないようにするにはぴったりの調理法です。 たとえば、豚の角煮のように、まず豚肉をゆでて油を落としておいて、その上で煮るとか、うなぎの蒲焼きでも、最初に蒸して油を落としてから焼くとか、また、しゃぶしゃぶのようにお湯の中でお肉を煮るというふうにすれば、コレステロールはとっても油料理ではありませんから、ローカロリーになるし、過酸化脂質もとらなくてすみます。 そのかわり、しゃぶしゃぶを食べたときは、お肉のエキスが汁の中に出ていますから、ダイエット中でないなら、最後におじやにして汁も食べた方が本当の栄養はたっぷりとれます。 なるべく加熱した油をとらないという意味では、天ぷらもそうひんぱんに食べないほうがいいでしょう。天ぷらにすると、重量の約二〇パーセントくらいは油がくっついていますから、知らないうちにかなりの油をとっていることになります。 それに対して、油炒めはおすすめです。できるだけ火力を強くして手早く炒めれば油もほんの少量ですむし、パリッと仕上がって、色もきれいでビタミンも失われずにすみます。中華料理のあのコツを覚えるといいでしょう。 また、どうしても油をとるなら、サラダオイルをドレッシング風にして、加熱しないまま使うのなら大丈夫です。 太りたくないためにカロリーを気にしている人はもちろん、年とともに油を減らしたいという場合でも、料理法を工夫することで油を少なくできる和食は理想的といえます。
日時: 2007年03月13日 13:21
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和食でシミ解決
●便秘からくるシミは和食で解決できる
「イヤだなあ、最近シミが増えちゃって。今年の夏は、もうあんまり海へ行って焼けないわ」 「私もよ。なんだか肌の色がくすんできたみたいでショック。まだお肌の曲がり角にもならないっていうのにどうしたのかしら」
あるホテルの洗面所に寄ったとき、ファッショナブルな洋服に身を固めたOLらしい若い女の子が、鏡をのぞき込みながらこんな会話をしているのを耳にしました。 二人とも見たところまだ二十代前半。本来なら肌にも張りがあって、いちばんツヤツヤ輝いているはずの年代ですが、彼女たちは確かに顔の色つやが今一つパッとしませんでした。 最近、まだ年が若いのに、彼女たちのようにシミやシワが多かったり、肌の色のくすんで透明感のない女の子が増えているような気がしますが、これも食生活と大いに関係があります。
こういう場合、原因はたいてい便秘です。「何だ、便秘ぐらいたいしたことないじゃない」と思ったら大まちがい。便秘は確かに病気というほどのものではないので、軽く考えられがちですが、ことに女性の場合、この便秘こそ健康の上でも美容の上でも大きな敵だということをよく知っておいてほしいと思います。 というのは、便秘になると本来なら体の外に排泄される毒素が、腸から再吸収されて血液の中に入り、全身をめぐります。 これらの毒素を分解して解毒するのは肝臓の役目ですから、便秘すればするほど肝臓はこき使われることになり、やがてヘトヘトに疲れてしまいます。すると、それがシミやシワ、肌のくすみとなって表われるのです。こういった肝臓障害的な肌のトラブルが若い女の子の間でとても増えているようです。 これを治そうと思ったら、食事を和食に切り替えるのが一番です。
和食の強みは何といっても繊維が多いこと。これは便秘の解消にはもってこいです。たとえば若い女性の好きな食べ物をあげてみましょう。 ハンバーガーだとかピザ、スパゲティ、グラタン、肉、サラダ等々。ピザにしてもハンバーガーのパンにしても、スパゲティにしても精白した粉から作ったものですから繊維はゼロ。肉や生野菜も繊維は少ししか入っていません。こういうものばかり食べていれば、慢性の便秘になるのは当たり前。 ところが、和食なら、主食からして米や麦などの粉になる前のものを食べますから、それだけ繊維も多くとれるし、いも、豆、煮た野菜などの繊維の多いものがたくさん含まれています。それらが便秘を防いでくれるのです。
最近はトイレに長居する傾向になっているようです。これはどう考えても、食生活の変化で便秘の人が多くなっているせいとしか思えません。トイレを広くしたりきれいに飾り立てたりするようになったのは、生活が豊かになったこともあるでしょうが、一方にはトイレにいる時間が長くなったからということもあるのではないでしょうか。 ともあれ、若いうちからシミやシワや肌のくすみで老けてしまいたくなければ、ぜひ和食を食べることをおすすめします。
日時: 2007年03月13日 13:20
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きれいな肌を作る
●きれいな肌を作る五つの条件
かつて日本女性といえば、肌がしっとりとキメこまやかできれいというので有名でした。ところが、最近は日本にきた外人が、日本の女性は体型も西洋人に近づいたし、お化粧のし方も上手になったけれど、肌だけはずいぶん汚くなったとびっくりします。外国人が嘆くほど日本女性の肌が汚くなったのはいったい何が原因なのでしょうか。 その前に、きれいな肌を作るためにはどんなことを心がければいいか皆さんはご存じでしょうか?きれいな肌を作るには五つの条件があります。
?@まず一つはタンパク質を多くとることです。
?A二つ目はコレステロールを適当にとることです。
?B三つ目はビタミンCとEをたくさんとることです。
?C四つ目はSOD酵素をとることです。
?Dそして五つ目は便秘しないことです。
一つ目のタンパク質を多くとるということについてですが、皮膚を作るのはタンパク質ですから、これをきちんととらなければみずみずしい肌が生まれてこないというのは、考えてみれば当然です。 しかし、これには落とし穴があります。タンパク質の摂取量でいえば、日本人などより肉を大量に食べる西洋人のほうがずっと多いはずなのに、西洋人のほうが肌が汚いのはなぜでしょうか? それは洋食は動物性タンパクを主としているからです。 タンパク質をとるという点では動物性タンパクだろうと植物性タンパクだろうと変わりはないように思いますが、きれいな肌を作るということから考えると動物性タンパクのとりすぎは好ましくありません。なぜかというと、動物性タンパクには脂肪分が多いため、腸の中で腐敗をおこし、腸内細菌叢がメチャメチャになるため、アンモニアやマロンアルデヒドなどの有毒ガスが大量に発生して、美容の大敵であるシミのもとになるからです。
また、洋食は何度も言うように便秘を起こしやすい食事です。便秘をすると血液の中に毒素が再結成されますから、顔色も茶色っぽくなって、シミが出てきます。逆に透明感のあるきれいな肌をしている人は、まず便秘をしてない人です。
そんなわけで、タンパク質をたくさんとっている西洋人より私たち東洋人のほうがかつては肌がきれいだったのです。しかし最近は日本人も肉食が多くなりましたから、西洋人に近づいてきて、昔ほど肌がきれいでなくなってきているのでしょう。
では、タンパク質をとりながら肌をきれいにするにはどうすればいいかというと、肉ばかり食べないで、動物性タンパクと植物性タンパクをちょうど一対一くらいの割合でとるようにすればいいのです。
植物性タンパクといえば代表的なものは豆類ですが、これをつとめて食べるようにしましょう。 ほかには穀類にもタンパクが含まれていますが、和食のいいところは、このようなタンパクを必ず繊維といっしょにとり込むことです。つまりこうすると便秘になりにくいのです。 豆類などもそういう意味でなるべく形のあるままで食べたほうがいいでしょう。豆腐のようなものよりおからや煮豆、枝豆、納豆、そらまめなどをどんどん食べるようにしましょう。そうすれば植物性タンパクが多くとれるし、同時に繊維もとれて便秘しません。 便秘すると腸はアルカリになり、血液は酸性に傾きます。そして、腸と同じように顔の皮膚もアルカリ性になり、毛穴が開き、ゴミがつきやすくなり、しかも、アルカリ性の皮膚であるために雑菌が皮膚に繁殖しやすくなり、肌荒れの原因になります。つまり、ニキビや皮膚のトラブルがたえない状態になるのです。
次のコレステロールについては前に述べたとおりで、コレステロールは動脈硬化のもとになるというので忌み嫌われていますが、これをまったく抜いてしまうと、肌も脂っ気が抜けて、カサカサの梅干しばあさんになってしまいます。
三つ目のビタミンCとEについてですが、これもきれいな肌を作るのに絶対欠かせないものです。 特に、脂肪分をたくさん食べたり便秘したりすると、血液中に過酸化脂質がたくさんたまって、それがシミの大きな原因になりますが、ビタミンC・Eはその過酸化脂質をたまらないようにしてくれます。 このビタミンC・Eは豆、ゴマ、ナッツ、玄米、五分づき米、胚芽米などに多く含まれていますから、これらのものを毎日とるように心がけましょう。 ビタミンCについてはもう皆さんよくご存じでしょうが、これは柑橘類や野菜に含まれていますから比較的とりやすいといえます。 SOD酵素は緑の濃い野菜に含まれていますが、これも肌をきれいにするためにはとりたいものです。
きれいな肌になりたかったら漫然としていたのではダメです。たとえば、外食の多いOLなら、食後のコーヒーを飲むところをトマトジュースにするとか、フレッシュジュースを飲むなどして、どんなものが肌にいいか悪いか、たえず意識の片隅で考えていることが大事です。そんなちょっとした努力でずいぶんきれいな肌になれるのですから。
日時: 2007年03月13日 13:17
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美しいダイエット
●美しくなりたかったら、おおまかなダイエットを
 
私はダイエットをしている若い女性にはいつも「ダイエットをするならおおまかになりなさい」とアドバイスしているのですが、これにはちょっと説明がいります。 人の顔相を見ていると、ストレスのたまっている人は顔つきがゆがんでいます。また、悩みを抱えている人は皮膚が荒れています。女性の場合など肌の汚い人を見ると、ああ、この人は今何か悩みを抱えているんだな、ということが一目瞭然です。悩みがあるとよく胃の粘膜が荒れるといいますが、胃の粘膜も皮膚も通じるところがありますから、顔の皮膚も荒れてくるのです。 ですから、ストレスや悩みをため込めばため込むほど表情がゆがみ、肌が汚くなって美人からは遠ざかるというわけです。それを考えると、心底きれいになるには、いかにしたらクヨクヨ悩まなくてすむかということを考え、それを実践するのが一番いいのです。といっても、今の世の中でそんなことができればの話ですが……。
そう考えると、ダイエット一つをとっても、これを食べてはいけないとか、あれを食べたら太るなどといちいち気にするのは、これはもう立派な悩みの種を作っていることになります。だから大ざっぱになりなさいというのです。 とはいっても、決していいかげんにやっていいということではありません。ダイエットにもいろいろな方法がありますが、細かくカロリー計算をするダイエット法より、和田式のようにおなかいっぱい食べて、食べる喜びに浸り切れる方法のほうがずっとストレスがたまらず、顔つきがきれいになると思うのです。 食べる上で最もいけないのは、好きなものを半分だけ食べてあとを残すというやり方です。これは食べ残したものへの執着が残りますから、あとで必ず何らかの形で反動となって出てきます。もちろん、思いを残しながらあきらめるわけですから、顔つきだってスッキリするわけがありません。これは少ししか食べてはいけないと思うものなら、もう最初から食べないこと、オール・オア・ナッシングが一番です。
日時: 2007年03月13日 13:13
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添加物
●ちょっとした心がけ、工夫で添加物をシャットアウト
体内にとり込まれた添加物は門脈を通って肝臓に送りこまれ、そこで肝臓が解毒をしてくれるのですが、長期にわたって添加物の入ったものを食べつづけていると、肝臓が正常に機能しなくなります。 若いのに顔にシミがいっぱい出てきたといって、ファウンデーションをべったり塗って紫外線対策をするといった話をよく耳にしますが、じつはそういう人は肝臓に異状がある場合がよくあります。顔にシミができる人は添加物をとりすぎていないか、ちょっと食生活を見直していただきたいものです。
でも、忙しいひとり暮らしのOLの方などですと、コンビニエンスストアで一人分ずつパックされたサラダやおにぎりなどを買ったほうが楽だし、安くつくとおっしゃることもあります。そんな場合にも、何か一品だけは自分でつくるというのは、そんなにむずかしいことではないのではないでしょうか。 たとえば、タイマー付きのコンセントを使えば、高価なタイマー付き炊飯器じゃなくても、帰宅時間に合わせて炊きたてのごはんを食べることができます。 昼食は時間とお金の節約のために、コンビニエンスストアヘカップめんやおにぎりを買いに走るOLも見かけますが、おにぎりだけでも自分でつくるとか、ひとり暮らしの女性でも一人一品ずつおかずをつくり、グループをつくってみんなで持ちよりランチを楽しむとか、ちょっとした工夫をするだけで、体への害が少なくなり、心も豊かになります。
カップめんを食べるよりはインスタントラーメンにして、スープの素を少なくし、野菜や卵を加えれば、塩分や添加物控えめで栄養的にもバランスのとれた食事ができます。 添加物のまったく含まれない食品しか食べないというのはたいへんなことですが、こんなちょっとした心がけでもずいぶん違ってくるのです。 今は無添加食品だけをおく自然食品の店や自然食のレストランも見かけるようになりましたから、よい店を見つけて友だち同士で情報交換をするのもよいことだと思います。
日時: 2007年03月13日 11:47
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油のとりかた・除きかた
●健康と美容を維持するため、毎日の食事でまず気をつけたいのは油分です
昔に比べて現代では、西洋料理や中国料理が日常の食生活にとり入れられ、油を使った料理がたいへん多くなりました。どんな点に気をつければよいのでしょうか。 まず注意したいのは揚げものです。外食では、天ぷら定食とかトンカツ定食などの揚げものが多くなります。会議などのお弁当にも必ず二、三品の揚げものが入っていますね。外食に揚げものが多いわけは、お肉がちょっぴりでも衣でごまかせるので、レストランに都合がよいからです。 また、揚げものは調理温度が高いので、食中毒の危険がないことも、お店の側には好都合です。そういう理由で、外食をする人はどうしても揚げものを食べさせられることになるのです。
揚げものを食べすぎると、心筋梗塞がおこりやすくなるし、脳の老化から早くボケることもあります。もちろん、揚げものに含まれる油分は多いので、ダイエットの大敵ともいえますね。 高温の油で食品を揚げると、油分が酸化して過酸化脂質として体内に吸収され、血液の中に入ります。この過酸化脂質は、血管の内側を保護している不飽和脂肪酸に作用して、この部分をアカギレでもできたようにケバ立たせてしまいます。 このケバ立ったところに、肉や魚からとったコレステロールが付着して、血管を細くしてしまうのです。そうすると、血栓ができて、心筋梗塞になりやすいのです。また、脳の血管が細くなると血行が悪くなり、ボケの大きな原因にもなります。 若いうちはまだいいのです。二十歳ぐらいまでは、体内に過酸化脂質を無毒化するSOD酵素というものがたくさんあります。ですから、油分をたっぷりとってもかまわないし、成熟のためのエネルギー源としても油分は必要です。 しかし、このSOD酵素は年齢を重ねるとともに少なくなっていきます。ですから、同じものを食べても若い人は心筋梗塞にならないのに、歳をとるとなるのはなぜかというと、そういう体の中をきれいにする自浄作用のある酵素が減るからです。
欧米人は肉食をして油分をたくさんとっていますが、十代の若い人を見ると、「どうしてあんなにきれいな肌なんだろう」 とうらやましくなるくらいです。 それが、二十五歳を過ぎると急にふとって、シミがいっぱい出てきますね。有名な女優さんの写真を見ても、若いころと今とを比べるとがっかりしてしまうでしょう。これも体の中の酵素のはたらきが年齢とともにおとろえて、体質が急に変わってしまった例なのです。
揚げものは外食に多いと書きましたが、最近では主婦の手抜きが増えて、家庭でも冷凍食品の揚げものをよく食べるのではありませんか。衣までついて冷凍されたものをただ油に落とすだけ。保存もきくし、手間もかからないので、忙しい主婦にはありがたいものですが、どうも家族みんなの健康のためには避けたほうがよさそうです。 それから、すでに油で揚げた加工食品にも気をつけてください。ポテトチップスなどのスナック菓子類、インスタントラーメンなどは、高温の油で処理してあるので、過酸化脂質がたっぷり入っています。特に、揚げてから時間がたっているため、油の酸化が進んでいることもあります。 スナック菓子をポリポリつまみ、夜食にインスタントラーメンなどという食事は禁物です。
日時: 2007年03月13日 11:44
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美しい姿勢 その2
●上半身の力を抜いて下半身に力を入れる
正しい姿勢とは、上半身の力が抜けていて、下半身に力が入っている状態です。この状態をいつもつくることが肝心です。それを確かめるためには、肩を揺すぶってみればよいのです。肩を上下左右、いろいろな方向に揺すぶってみてください。 上半身が緊張してこっているとすぐにわかります。そして、今度は下半身を握りこぶしでたたいてみます。腹筋がしっかりしていると、いきなりたたいてもおなかはびくともしません。下半身に力が入っている状態です。 このように、上半身の力が抜けて、下半身に力が入っている状態を、昔から「丹田がすわっている」といいます。「腹がすわっている人」ともいいますが、これもつまり、上半身がリラックスしていて、下半身が充実していることを示すのです。
丹田というのは、東洋医学の言葉で、へそから五〜一〇センチ下の部分を指します。ここがしっかりしていると、ストレスがかかっても過剰反応しなくてすみます。なにか急にイヤなことをいわれてカッときても、それに対してやわらかく受け答えができるのです。相手に合わせて自分もカッとしてしまえば、何もいい結果は生まれませんが、下半身に力が入っていればそうはなりません。
現代はストレス時代といわれますが、姿勢に気をつけるだけで、ストレスへの対応がずっと上手になるのです
下半身に力が入ると、先ほどいったようにガスが排出されやすくなることに加え、腹筋と肛門筋の力がついて、便を排せつする力も出てきます。便秘の解消にもなるわけですね。そのためには、日ごろから下半身を鍛えることが大切です。歩くことがいちばん簡単な方法です。仕事で外まわりをするときも近くならなるべく歩く、駅から家に帰るときもバスを使わないようにする、こんな心がけで一日一万歩以上をめざしてください。 もちろんスポーツは効果的ですが、スポーツでなくても、下半身を鍛える方法はいろいろあります。たとえば歌。カラオケでもいいのですが、マイクは使わないほうがいいですね。マイクを使うと口だけで歌いますから、下半身に力が入りません。マイクを離してうたう歌いかたや、合唱、民謡、謡などもいいのです。どれもおなかにしっかり力を入れて声を出すため、下半身の強化につながっていくからです。
日本舞踊などの踊り、そして大極拳や剣道、柔道などの武術も効果があります。こういった昔からの武術はすべて、下半身に力を入れ、上半身の力を抜くのが基本です。名人といわれる人はみんな下半身がしっかりしていて、身が軽い。重心が下の人ほど動きがすばやく、無駄な動きがないのです。上半身にばかり力が入っている人は、試合を見ているとすぐ負けてしまうのがわかります。 最近では女性でもこういった分野で活躍する人が増えました。それに影響されたためか、健康づくりのため武術を習う女性も多いようですが、ぜひがんばってほしいものです。
このように、姿勢は単に美しいスタイルをつくるだけでなく、健康や精神力とも大きく関わっているのです。手近な鏡をのぞいてみて、背すじがピッと伸びているかどうか、このチェックを日ごろから心がけてください。
日時: 2007年03月06日 16:14
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美しい姿勢 その1
●魅力的女性は背すじが伸びている
背すじがピッと伸びた姿勢のよい女性、見ていて気持ちがいいですね。背が低かったり、プロポーションが悪かったりとか、スタイルにちょっと自信のない人でも、背すじさえ伸びていればとても美しく見えるものなのです。 反対に、いくらお化粧をして最新の流行に身を包んでいても、猫背だったりすると少しも魅力的に感じられません。最近では特に、そんな“姿勢不美人”が増えているような気がするのですが、あなたはいかがですか。
姿勢はスタイルをひきたてるだけではありません。健康とも大きく関係しています
姿勢というのは体を支える筋肉が発達しているかどうかに左右されます。そしてこの筋肉は内臓をも支えていますから、筋力が弱かったり、力の入れかたが歪んでいたりすると、内臓のはたらきを害することにもなります。 たとえば、ウエストは細いのにおなかがポコンととびだしていて、上半身は九号でも下半身は十三号の服しか着られない、そんな人はいませんか。こういう人はハイヒールをはいていると一見姿勢がよさそうですが、ペタンコの靴にはきかえると姿勢が悪く、前かがみになってしまいます。これは内臓下垂、つまり腹筋や背筋が弱いために、内臓が支えられず下にさがってしまっている人に多いのです。
● 筋力をつけて姿勢をよくするには、まず歩くこと
一日一万歩以上、毎日歩くように心がければ、腹筋力も背筋力もつきます。立っている姿勢はもちろん、座っているときでもだらしない座りかたではなく、きちんとした座りかたになります。 姿勢が正しいと、体内にたくさん酸素をとり入れることができ、いつも血液をフレッシュに保てます。前かがみになったり、首が縮こまったりしていると、酸素は充分に入ってこないのです。
また、腹筋力がつくと、腸にたまったガスをスムーズに追いだすことができます。たいていの女性は運動不足のうえに食べすぎていますから、腸の中の食べものが異常発酵して、ガスがいっぱいたまっています。腹筋力が強いと、そのガスをおならにして、体外にどんどん排出できるのです。「おならなんて……」と軽く見ていると困りますよ。腸内のガスは異常発酵によるものですから、たくさんの毒素を含んでいます。これが体内にたまったままだと、血液中にこの毒素が入りこみ、さまざまな病気を引きおこし、ガンになりやすい体質までつくってしまうのです。
ふだんから姿勢がよく、またスポーツをしたりして腹筋を鍛えている人は、腸の中のガスを体外に追いだせるのですが、そうでない人はガスが体内にどんどん増えてしまい、こわい結果になってしまいます。
日時: 2007年03月06日 15:20
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「お茶」にしましょう
食後の一杯のお茶、午後のひとときのお茶、とってもおいしいものですね。私たちの食生活にお茶は欠かせないもののひとつです。ノーカロリーのうえ、カリウムやビタミンCがたっぷり含まれているので、甘いジュースなどを飲むよりは、お茶を飲むように心がけたいですね。 でも、ちょっと待ってください。お茶にもいろいろな種類があり、体質によって選ばないと、逆に体に害を及ぼすこともあるのです。 東洋医学の視点から見ると、お茶によっては体を冷やすものがあります。緑茶はそのひとつです。ですから、冷え性の陰性体質の人は、緑茶は避けたほうがいいでしょう。それより、煎ったお茶、たとえば三年番茶や中国茶がいいですね。お茶の色が赤茶色に出るものはほとんど、体を温めてくれるものです。
最近、減肥茶などという名前で、女性の美容によいというお茶がたくさん売りだされています。よく「中国茶は脂肪を溶かすから、油物を食べるわりに中国人はやせているんだ」という人がいますが、中国茶の効用は単にそれだけではないのです。体を温め血行をよくし、体内の毒素を排出するはたらきがあるのです。
血行が悪い陰性体質の人は毒素が下半身にたまり、重力にしたがって下へ下へとさがっていくので、なかなか排出されないのです。そこで下半身にむくみが生じ、そのむくみの水分だけで八キロほども体重が増えてしまっているのです。 お茶を飲むと体が温まって血行がよくなり、毒素がどんどん排出されてむくみが消えていきます。お茶のもつ利尿作用の効果もあります。むくみのあった人がお茶を飲みつづけると、毒素を含むくさい尿がたくさん出ます。そうして、結果的に体重が減って、体調もぐんとよくなるのです。 ですから、妊婦や腎臓病の人なども、お茶、特にウーロン茶やハトムギ茶を飲みつづけると、脳んでいたむくみがすっきりとれていくことがよくあります。
●水道水のガブ飲みはちょっと待って
では、逆に高血圧ぎみの陽性体質の人にはどんな効果があるでしょうか。こういった人は血液に毒素がたまっていることが多いのです。お茶は血液の毒素を除き、粘稠度を低めるはたらきをします。この場合は、日本茶でもよいし、中国茶でもよいでしょう。 けれども、カフェインの多い紅茶やコーヒー、糖分の多いコーラ、ジュースなどはできるだけ避けたいものです。また、高血圧の人はふとっている場合が多いので、カロリーのとりすぎは禁物。
ついついコーヒーや紅茶に砂糖を入れてしまう、のどが渇いたからといってジュースをガブ飲みしてしまう、こんなことが肥満につながってしまいます。ぜひ、ノーシュガーの日本茶や中国茶をどんどん飲むように心がけてください。
さて、お茶をいれるときはだいたい水道水を使いますね。もちろん料理にも、またそのまま飲むためにも水は欠かせません。日本は水道事情がよいといわれており、水道水をあまり低抗なく飲む習慣があります。でも、じつはこれはちょっと考えものなのです。
水道の水には殺菌のために塩素が含まれています。夏場は特に塩素の量が多くなって、よくツーンとしたにおい、プールの水のようなにおいを感じますね。塩素というのは、殺菌に使われるくらいですからかなりの劇薬です。たくさん体内に入れば体にいいわけはありません。
また、水道水にはトリハラメタンなどの発ガン物質も入っています。水道水をそのまま多量に飲みつづけていると、体に害が出てくるのです。 料理に使うときにも影響が出ます。たとえば、玄米を炊くときでも、塩素の入った水で炊くと、ビタミンBがおよそ半分に減ってしまいます。健康にいいからと玄米を食べる意味がなくなってしまいますね。 最近では、ミネラルウォーターもいろいろ市販されていますが、家庭で毎日使っていてはお金がかかってたいへん。むしろ、家庭用の浄水器を設置して、有害物質をとり除いた水を使うようにすれば理想的です。 料理にも、お茶をいれるときにも、塩素を除いた健康的でおいしい水を使いたいものです。
日時: 2007年03月06日 15:18
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この食べかたでもっときれいになる
私の簡単美容食
クレオパトラは美しくなるために真珠を酢で溶かして毎日飲んでいた、という話が現代に伝わっています。そのころの真珠といえば、インド洋でとれる天然の大粒のもの。それを自分の美のために惜し気もなく飲んでいたというのですから、たいへんな美容食であることは間違いありません。 さて、真珠を酢で溶かして飲む科学的な効用を考えてみると、まったく根拠がないわけではありません。 これはいってみれば、日本に伝わる酢たまごのようなものです。酢たまごも真珠の酢漬けも同じく、イオン化したカルシウムを吸収するのに有効な方法です。 甘いものを食べすぎたり、睡眠不足だったり、また肉食美食をしすぎる人は、血中のイオン化カルシウムが不足し、そのためにイライラして眠りにくくなり、睡眠不足で肌あれしたりと、いろいろな弊害があります。したがって、吸収のよいイオン化カルシウムを飲むことは、確かに健康上の理由があるわけです。 そこで、私自身が美容のために気をつけていることは何かといわれると、はたと困ってしまいますが、腸内細菌であるビフィズス菌を増やし、絶対便秘にならない食べかた、もしくは食べものをいちばん重要視して、それを心がけているということかもしれません。
●私の毎朝飲んでいるとっておきの飲みものをひとつご紹介
ビフィズス菌の粉末を用意し(「ビフィズス三十億」等、薬局でビフィズス菌が売られている)、プラス赤ちやん用粉ミルク(この中には他の粉ミルクより乳糖が多く、この乳糖はビフィズス菌のえさになるばかりか、腸の中で消化されにくいので緩下剤のはたらきをして、便秘を防いでくれる)を用意します。 この粉ミルクは完全栄養食の中でもいちばんの完全栄養食で、ビタミンやミラネルを豊富に含み、ふだん外食の多い人でも栄養のバランスをとれるという効果もあります。 そして最後に、バナナを三人分で三本、粉ミルクは大さじ山もり九杯、ビフィズス菌三袋、水一・五カップをミキサーに入れて混ぜあわせます。これを毎朝、食事の代わりに飲むことにしています。私は一日二食を実行していて、朝はこのジュースだけですが、腹もちがよくて、お昼までこれだけで充分です。 腹もちがよいのは、バナナなどからの繊維が多いため、そして、高たんぱく食だからです。それでいて、二〇〇CCくらい飲んでも一五〇キロカロリーにしかなりません。そのおかげで私は、昼食と夕食は普通の人よりもかなりゆったりと美食に舌つづみをうっても、やせもしない、ふとりもしない、便秘もしないという状態を、いつも維持しているわけです。
日時: 2007年03月06日 14:46
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『 ビタミン剤よりミカンひとつ 』
ここにひとつのミカンがあるとしましょう。「このミカンにはどんな栄養がありますか」と聞かれたら、みなさんはどんなふうに答えるでしょうか。「ミカンにはビタミンCが含まれているんでしょ」「カゼをひくとビタミンCが必要だっていうから、ミカンをたくさん食べるといいみたい」 ―このように発想が広がっていくのではないかと思います。 では、ほんとうにミカンにはビタミンCがあるのでしょうか。「えっ、違うの」とおっしゃるかもしれません。ちょっと待って。少し考えかたを変えてみましょう。
西洋医学では、ミカン一個を分析してビタミンCは何ミリグラムというように細かく分析していきます。そして、人間には一日何ミリグラムのビタミンCが必要だからミカンを何個食べればよい、というように結論づけます。 東洋医学では逆です。ミカン一個をトータルでとらえます。それがひとつの生命体であり、その生気を丸ごと食べることが、人間の健康につながるという考えかたです。 ちょっと抽象的でわかりにくいかもしれません。それでは、こう考えてみてはどうでしょうか。
ビタミンCが体にいいからといって、最近はやりの錠剤をたくさん飲むよりも、ミカンをひとつ食べるほうがいいのです。
ミカンの中のビタミンCだけをとるのではありません。ミカンの実や汁、皮にさえ、さまざまなものが含まれています。それがミカンというひとつの生命をバランスよく保っているのです。その生命を丸ごと食べることで、人間の体にそれが生かされる。ミカンの生命が人体に吹きこまれるわけです。 人間の体は自然の産物ですね。だから食べものも、なるべく自然のまま摂取するのがよいのです。いくらビタミンCが体によいからといって、そればかり飲んでいては、自然なバランスはくずされていってしまいます。
ビタミン剤をいろいろ飲むよりも、新鮮な食べものをそれに合った調理法でおいしく調理し、規則正しく食べる――これを実践してみたところ、驚くほど健康になりました。近視もよくなり、シェイプアップもでき、カゼひとつひかなくなりました。お産もほんとうに軽くすみ、子供たちも健康に育ちました。それも、ビタミンCの発想から「ミカンひとつ」の発想への転換があったからだと思っています。
女性の体は毎月自然のリズムをきざんでいます。自分の体の“自然”を意識して、自然の産物である食べものをうまくとり入れていく。これが体とうまくつきあっていく最良の方法です。 社会進出が進み、いきいきと活動的な女性が増えてきましたが、それだけに、健康を害する要素もまわりにたくさんあります。仕事や家事のたいへんさからストレスがたまる。お酒をたしなむ機会も増える。栄養のかたよった外食が多くなる。一方でプロポーションを維持しようとダイエットに懸命になる。こんなふうに、現代の女性は健康の危機をたくさん抱えています。
まず健康で、そしてよりいきいきと活動的な魅力ある女性になるために「ミカンひとつの発想」を生活の中にとり入れてみてはどうでしょうか。
日時: 2007年03月06日 13:21
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ビタミンCの話
●ビタミンCで素肌美人に
素肌を美しく保つためには、皮膚の新陳代謝を活発にしなければいけません。そして新陳代謝を活発にするためには、皮膚に十分な栄養が必要で、そのためには腸が健康でなければなりません。便秘がちだと肌が荒れるのはそのためです。 また、シワはその人の年輪ともいわれますが、やはり肌に若さを求めると気になります。なぜシワができるのかというと、ビタミンやホルモンの不足、細胞の老化により皮膚の結合組織が弾力性を失い硬化してくるからです。 さらに、シミ・ソバカスのない白い肌のためには、褐色のメラニン色素の生成を抑えなければいけません。そこでおすすめなのがビタミンC。 ビタミンCにはメラニン色素の生成を抑える作用があります。また、緩下作用があるため便秘を防ぎ、コラーゲン(膠原質)を合成するので結合組織に弾性を持たせます。 ほかにビタミンB群、E、カルシウムも素肌の美容に欠かせません。
●ビタミンCは野菜からも取る
ビタミンCといえば、レモンやみかんなど果物が思い浮かびますが、果物はビタミンCが多い割に糖質も多く、大量に取るとなると冷え性やダイエット中の女性は気になるものです。 そういう人は、ビタミンCの補給源にキャベツ、ピーマン、ブロッコリーなど緑の濃い野菜莱を主にしてたくさん食べるといいでしょう。 また、同じ野菜でもハウス栽培のものよりは露地栽培もののほうが、直射日光を浴びてビタミンCを多く含んでいます。ですから、折々の季節に合った“旬のもの”を積極的に食べることが大切です。
●ビタミンCの製剤
ビタミンCは、いちご、みかん、キャベツ、パセリなど多くの野菜や果物に含まれていますので、比較的摂取しやすいビタミンです。 しかし、なかには野菜や果物は苦手だという人もいます。嫌いではないまでも量を多くは食べられない人もあります。 そんな人には、野莱や果物を食べる努力とともに、ビタミンC製剤の服用をお勧めしましょう。 顆粒のものと錠剤のものがあり、誰でも薬局で買い求めることができます。できることなら、その際には薬剤師に相談するとか、事前にかかりつけの医師に相談して、買って服用する量など決めるのがよいでしょう。 製剤のほかにも、ビタミンC含有の健康補助食品や健康食品、最近では機能性食品もかなりの数が市販されていますので、野菜不足になりがちな独身の人はこれらを利用するのもいいでしょう。
日時: 2007年03月06日 11:37
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肌の話 (その3)
●女性の素肌と毛細血管の重要性
腸をよくする食品にビフィズス菌があります。ビフィズス菌はヨーグルトもそうですが、これはそれ自身で腸の中で「酸」を作り出す働きがあります。この菌は、自分で腸の中の食べ物を食べ、結果的に乳酸とか、酢酸という酸を作ります。特にビフィズス菌が酢酸を作ります。だから、酸をお酢の形で料理に入れてもよいわけです。
腸が酸性になるとは前にもいいましたが、ミネラルの吸収が非常によくなります。酢酸は、腸壁を刺激します。酸が来ると腸が震えるわけです。これを蠕動運動といいます。排泄を早めます。便の排泄をスムーズな人の血液には濁りがありません。私たちの肌は、表層の部分の皮膚が角質化していて、その下にある真皮のところから新しい細胞が早く出てくる仕組みになっています。新しい細胞ができれば、古い皮膚は剥がれていきます。若い人では28日の周期で、皮膚についたしみは剥がれると同時にその分シミは薄くなります。美容の基本は腸をきれいにし、毛細血管を発達させ、ビタミン、ミネラルが血液にたっぷり含まれていることが必要です。この2条件がきちんとしていれば肌はいつもきれいです。
皮膚の表面は毛細血管でできています。顔を覆っている毛細血管は、ストッキングのような原子のとても細かいもので、年齢とともに荒くなってきます。使わないでおくと、毛細血管は減ってくるのです。お年寄りで全身が寒く感じるのは、この毛細血管が減っているからです。この毛細血管に栄養が行きわたり新しい皮膚を作ります。無論、たんぱく質もそうですね。ところが、現在は、このたんぱく質を食べ過ぎでアレルギーを起こしている人がいます。
それから、よく肌をパックします。叩ききます。叩くと毛細血管は刺激を受けます。運動をしている人の肌がきれいなのは、その分だけ汗をかく、汗をかいた分だけ毛細血管は、刺激され発達するからです。また、よく肌をマッサージしますが、これも衰えた毛細血管を物理的によみがえらせる効果があります。で、そのように肌をパックしたあとには毛細血管の下に流れる血液の量が増えていきます。毎日蒸しタオルしたり、バックしたりする人は、新しい皮膚ができやすくなります。これを若い人と40代以上の女性の皮膚の人と比べると、毛細血管の衰えている人は、皮膚の温度が下がるという現象が見られます。
以上の意味で、毛細血管を発達させるということは、運動においても、腸内細菌を発達させることは、とっても大事です。腸をよくしていくと、3日で良い菌、ビフィズス菌が回復してきます。本当に効果が上がるのは、実は3カ月ですけれど、一ヶ月でもかなり違ってきます。だまされたと思って腸を良くすること。運動をすること。この2つ、むろん、睡眠をよくとることも忘れないでください。
子供が寝る間も惜しんで勉強するのは、子供であっても背がのびません。「便秘」をしすぎだ人も背は低くなります。これは発育期に便秘をし過ぎたせいではないかと思います。やはり、子供は寝かせなければいけません。女性も、きちんと寝なくちゃいけません。寝ている間に細胞が合成されていくのです。この合成細胞は、男性の場合も、肝臓の細胞だとか、腎臓の細胞も実は寝ている間に構成されます。ところが酒を飲んで、過労で寝ていると肝臓細胞は合成されないのです。女性の場合も、顔ばかり気にしますが、新しい細胞ができあがってくれば、顔はつるつるになりますが、そうでないときは、50日も60日も角質化された皮膚がくっついていて、年よりもずっと老けて見えたりします。
日時: 2007年02月15日 14:20
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肌の話 (その2)
●シミや老化から肌を守る ビタミンC・E
ビタミンCといえば頭にレモンが浮かびますが、ピーマンの含有量もレモンに匹敵するものがあります。ピーマンのビタミンCは加熱しても破壊されにくく、植物油で炒めれば、皮膚を保護するリノール酸や、末梢血管の血行をよくするビタミンEも一緒にとることができます。
ビタミンEは、体内の脂質が酸化するのを防ぎ、中年以降のしみ予防にも効果があるのです。ピーマンのほかには、ノリがビタミンCの含有量においてすぐれています。ノリには、その他に、ビタミンB1、B2、ヨードなどが多く含まれていて、これは新陳代謝を助けて日付の再生を早めてくれます。また年をとってくると、シミなどが気になりはじめますね。
シミ、ソバカスに効果があるのはハトムギです。ハトムギの成分は、たんぱく質、脂肪、カルシウム、鉄、ビタミンB1、B2など、素肌に有効なものばかりで、肌の新陳代謝を促進し、肌を若返らせてくれます。ハトムギ茶としてとり入れるのが手軽ですが、毎日、少しずつ米に混ぜて食べてもよいでしょう。ただし、ハトムギには体を冷やす作用もあるので、月経時や妊娠中は控えなくてはいけません。
ところで、近ごろでは喫茶店などでタバコ吸う女性をよく見かけますが、タバコに含まれているんニコチンは肌に良いとは言えません。ニコチンには毛細血管を収縮させる働きがあります。また酸素の不完全燃焼を起こして一酸化炭素を生じさせ、これが血液中のヘモグロビンと結びつくため、毛細血管へ酸素が送られにくくなりなってしまいます。さらに、タバコは食欲を低下させます。ニコチンやタールが胃の粘膜を刺激して、消化吸収機能が落ちるからです。これに血行が悪くなっているのも手伝って、必要な栄養素も行きわたらなくなってしまうので、肌荒れが起こったり、肌のつやがなくなったりしてしまうのです。タバコは素肌には大敵という事ですね。
日時: 2007年02月15日 13:57
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肌の話
●いつもみずみずしい素肌でいるには・・・
素肌を美しく保つには、いちばんに健康であることが大切です。疲れがたまっていたり、便秘がちだったりするとき、肌が荒れてしまうといったことがよくあるのではないでしょうか。皮膚の細胞は約4週間ごとに新しいものに生まれ変わります。この新陳代謝がスムーズにできれば、いつもみずみずしい素肌でいることができるというわけです。ところが、この新陳代謝というものは、年齢とともにどんどん衰えてくるものなのです。しかし、10代のころのような素肌、とまではいきませんが、いつまでもみずみずしい素肌でいることは不可能ではないのです。
●素肌の健康は、なんといっても体の健康と密接な関係があります
とくに腸は、食べたものの栄養を吸収しますから、便秘になったりすると皮膚にまで十分な栄養が行きわたらなくなるので、当然肌は栄養不足で荒れてしまうでしょう。腸を健康に保つことによって、栄養が行きわたり、それが皮膚の新陳代謝を活発にすることにつながるのです。そこで、腸を健康的に活動させるためには、繊維質の野菜、緑黄色野菜、ゴボウ、レンコン、サトイモの根野菜が効果的です。とくに根野菜は腸内を浄化する働きがあるので、毎日でも食べたいものです。また、素肌には、タンパク質とビタミンB群が不可欠です。皮膚はたんぱく質によって作られていますし、ビタミンB群は、皮膚の新陳代謝を促します。
この不可欠な栄養素を含む食べ物といえばヨーグルトです。ヨーグルトは、牛乳よりも消化がよいうえに、牛乳を飲むと下痢してしまうといった人にでも心配ありません。なぜなら、ヨーグルトは製造の途中で下痢の原因となる乳糖がとり除かれているからです。さらに、ヨーグルトには、カルシウムや乳酸菌が多く含まれています。カルシウムは、皮膚の抵抗力を高めて皮膚が過敏になるのを防いでくれます。また、乳酸値には整腸効果があります。この整腸効果が、前に述べたように皮膚の新陳代謝を活発にしてくれるというわけです。
日時: 2007年02月15日 13:21
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髪の毛の話 (その2)
●玄米は「緑の黒髪」を作る宝庫
髪に必要な栄養素を取るには、何も特別なものを食べなくてもいいとです。身近な食べ物で髪に必要な栄養素は十分とり入れられますので、いくつか挙げてみましょう。
髪の主成分であるイオウを含むたんぱく質を取り入れるためには、鶏がらのスープがよいでしょう。鶏ガラのスープには疲れを和らげる作用があるので、疲労がたまっている時、髪がパサついてしまった場合などに効果があります。髪に悪影響を及ぼす精神的なストレスにも、この温かいスープは気持ちをときほぐしてリラックスさせてくれます。 また、スープをとるときに、色の濃い野菜、海草類や動・植物たんぱく質など、髪のために良いものを選んで一緒に煮込むのもよい方法ですね。
疲労は髪のためにはよくありません。疲れてくると体が正常に働かなくなってくるのです。このようなときは、黒ゴマを食べましょう。ゴマは疲労回復や老化防止に効果があります。ゴマには、良質のタンパク質が含まれ、そのほかビタミンEを含むリノール酸、カルシウム、ビタミンB1、B2、鉄やリンなどを豊富に含んでいるのです。ビタミンEは、血行をよくし髪に栄養を行きわたらせますし、ビタミンB群は新陳代謝を助けます。このように、ゴマは体調を整えてくれますので、髪にも栄養が十分行きわたるというわけです。
ゴマも髪によい食品ですが、コンブやワカメを食べないとハゲになる、というのを聞いたことがおありだと思います。海藻類はヨード分が豊富で、このヨードは甲状腺から分泌されるチロキシンというホルモンの主成分で、甲状腺の働きを高めて、髪の発育を盛んにするものです。 このヨードを最も多く含んでいるのはコンブです。細切りコンブとネギをドレッシングであえたものなどを、肉料理、魚料理に添えるのも髪のためには大変よいでしょう。近ごろは健康ブームで玄米などが見直されています。玄米にはセレニウムというミネラルが含まれていますが、セレニウムは髪の成分でもあり、メラニン色素を作るのに不可欠の栄養素です。「緑の黒髪」というような黒々した髪を保つのがセレニウムです。 玄米を炊くのは時間がかかるのが面倒くさいと思う人は、強化米を使ってはいかがでしょうか。白米に少し混ぜるだけで玄米と同じような栄養素をとることができます。 このように、本当に身近なもので髪に必要な栄養素をとることができるのです。
日時: 2007年02月15日 11:28
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髪の健康
●健康と髪のツヤの関係
「髪は女の命」と人は昔からよく言われますが、美しくつややかな髪は女性にとって永遠の願いであり、また男性にとっても憧れの的でしょう。 私たちの体や健康は、他のものからとる栄養で維持されています。中国では、「髪は血余なり」と言われていますが、これは髪は血のあまりであるということです。 確かに、あまり健康状態のよくないときは、髪がパサついてまとまりにくかったり、逆に健康なときはつやつやした髪だといったことがあります。私たちの髪のつやは、健康と密接な関係にあることがお分かりいただけるでしょう。
髪に美しいつやを保たせたいと思うならば、トリートメントに必死になるよりも、まず体の中を健康にするような食生活を考えてみてはいかがでしょうか。健康を維持するような食生活の中でも、とくに髪のつやに必要な栄養素を気をつけてとるようにすることが大切です。髪はイオウを含むたんぱく質で成り立っているので、これを十分にとることが重要になります。髪や体の新陳代謝を促すビタミンB群、甲状腺の働きを高めて髪の発育をさかんにするヨード、血行をよくして老化を防ぐリノール酸、それに含まれるビタミンEをたっぷり取るようにすればよいでしょう。 また、カルシウムも髪につやを与えるし、海草類のねばねばしたところに含まれるコンドロイチンも、髪につやとこしを与えてくれるので、努めてとるようにした方がよいのです。 もう一つ重要なものは、腎臓です。腎臓の働きを高めることは、髪の栄養に不可欠なことです。なぜなら、腎臓というものは血液を浄化する機能があるからです。血液は栄養を運ぶ役割をするので、常にきれいな血液でなければ、髪まで栄養が届かないのです。したがって、腎臓に過剰な負担をかけないように日ごろから気をつけることも忘れてはなりません。
髪に必要な栄養素をとるには、なにも特別のものを食べなくてもよいです。身近な食べ物で、髪に必要な栄養素が十分取り入れられるので、いくつか挙げてみましょう。 髪の主成分であるイオウを含むたんぱく質を取り入れるためには、鶏ガラのスープがよい。鶏がらのスープには疲れを和らげる作用があるので、疲労がたまっているとき、髪がパサついてしまった場合などに、効果があります。髪に悪影響をおよぼす精神的ストレスにも、この温かいスープは気持ちをときほぐして、リラックスさせくれます。 また、スープをとるときに、色の濃い野菜、海草類や動、植物性タンパク質など、髪のために良いものを選んで、一緒に煮込むのも良い方法です。
日時: 2007年02月15日 10:22
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肌を守るための紫外線対策 Part5
日時: 2007年01月26日 10:27
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肌を守るための紫外線対策 Part4
日時: 2007年01月26日 10:17
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肌を守るための紫外線対策 Part3
紫外線が強烈なエネルギーを持っている光であることはわかりました。一方、この紫外線は単に肌にシミやソバカスをつくるだけではなく、皮膚に深いシワを刻み込み、最悪の場合には皮膚ガンを引き起こす恐ろしい光線であることもわかっています。紫外線が皮膚に当たると、実はそこに「活性酸素」が発生し、細胞を「酸化」するのです。 簡単にいうと、普通の酸素が活性化した"危険な酸素"のことです。また、細胞が「酸化」されるということは、細胞が死んだり、本来持っている機能が働かなくなることを意味します。 細胞が働かなくなると大変ですので、「酸化」されるという害が体に広がらないように食い止めなければんなりません。そこで登場するのが「メラニン色素」です。
「メラニン色素」は体のどこにでもあるアミノ酸(タンパク質の原料)の一種チロシンが原料となって、化学変化によってできたものです。 大切な細胞が酸化されるのを防ぐために、チロシンが代わりに酸化され、その結果できるのがメラニン色素で、これが黒い日焼けの正体です。その後、普通は紫外線の影響が無くなると、メラニン色素は新陳代謝で角質層からとれていくものです。ところが、それがきれいに掃除されずに、いつまでも肌に残ると、シミになってしまうのです。つまり、日焼け後のシミは、体の防衛機能が紫外線という手強い敵と戦った傷跡であるということです。
紫外線は単にシミやソバカスの誘因となるだけではないのです。繰り返し紫外線をあびると、皮膚は老化し、しだいにシワも刻み込まれていきます。この原因となるのも「活性酸素」で、皮膚の表皮や真皮を支える土台となっている"コラーゲン"というタンパク質や、弾力繊維の "エラスチン"が、紫外線によって発生した「活性酸素」によって酸化されるからです。"コラーゲン"はひも状の繊維で通常は、整然と並んで肌の張りを保持しているのですが、酸化されることによって複雑に絡み合ったり、数が減ったりして、肌から張りを奪っていきます。また、"エラスチン"は、肌に弾力や伸縮をもたらしていますが、やはり酸化されるとその機能が失われてしまいます。結果、皮膚をたるませ、弾力を奪ってシワをつくってしますのです。シワがいつも日に当たる顔や首筋にできるのは、紫外線の影響だといえるでしょう。
日時: 2007年01月26日 09:30
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肌を守るための紫外線対策 Part2
若い肌はみずみずしく、豊かに輝いて、弾力性に富んでいます。しかしながら、残酷なことに、老いはすべての人に平等に忘れることなく訪れます。ゆっくりと、けれども着実に一歩一歩近づいてきます。月日が流れるのに重ね合わせるように、肌にはシミができ、深いシワが刻み込まれて行きます。 老化による肌のシミやシワは、寿命のある身には決して避けることのできない宿命だとしても、もしその時期を送らせることができるならば、可能な限り遅くしたいものです。私たちは年齢を重ねることを「年をとる」と言いますが、「老化する」とはいいません。60歳でも肌の艶がよく、動きもはつらつとした人がいると思えば、逆にまだ20歳代なのに肌は荒れ、全体的に老けた印象の人も大勢います。
「老化」はどうやら人によって時期がずれているようです。そのために、世の女性達は大金をかけてまで涙ぐましい努力を続けているのが現実です。私たちは、シミ・ソバカスの誘因のひとつに、太陽光線による日焼けがあることを知っています。確かに、若い女性のこんがりと焼けた小麦色の肌は健康的な魅力がありますが、その後には醜い茶色いシミに悩まされることになります。この憎むべきシミは、一体どのようにしてできるのでしょうか。実は、最近の医学の研究では、強い日差しでできるシミに限らず、老化といわれる肌の衰えや目が見えなくなる白内障なども、すべて同じことが原因だとわかってきたのです。
そればかりではありません。日焼けによるシミ・ソバカスなども、人間が老いてやがて寿命が尽きて死んでいくことそのものと密接に関係していることがしだいに明らかになってきたのです。 人の顔や体にシミ・シワをつくり、老化させていく正体は、私たちが一時も休まずに呼吸をして吸い込んでいる「酸素」だったのです。「酸素」こそが人間に限らず、生き物すべてを老衰へと導く犯人だったのです。でも、それは少々変だと思われるかもしれません。酸素は地球上の生物が生きていくのに欠かせないもので、酸素がなければ私たちはすぐにも窒息死してしまいます。いうなれば酸素は命の水です。そんな大切な気体がなぜ「死」にも関わっているのでしょうか。「生」と「死」の両方に関係するというのは明らかに矛盾している気がします。
夏の暑い日、私たちの肌は太陽光線に長時間さらされると、日焼けをし、まるで炎症を起こしたかのように赤く腫れ上がり、やがて真っ黒になります。実際「日焼け」は炎症そのもの、言い換えれば「やけど」と同じです。日焼けの時の炎症は、太陽の強烈なエネルギーによるものです。詳しくは、太陽の光のうち、「紫外線」という光線のエネルギーが皮膚を痛めつけるために起こる腫れです。 最近「UVケア」とか「UVカット」などの女性向けの化粧品、ストッキングなど色々あります。この「UV」とは"Ultra Violet ray"の略で、つまりは「紫外線」のことです。したがって、「エネルギーの強い紫外線から肌を守ります」というのが、「UVケア/カット商品」の特徴ということです。
さらに、紫外線は波長の長いほうからUVA・UVB・UVCの三つに分けられ、それらの紫外線より波長の短いものを「放射線」といいます。恐ろしい原子爆弾による放射能とはこの「放射線」のことで、レントゲン撮影の時のX線もこの放射線です。この事実からもわかるように、太陽は自然界に数々の恵みを与えてくれていますが、同時に恐ろしい放射線をも地球に向けて発射しているのです。しかし、地球のまわりには電離層やオゾン層という層があって「電離層」が放射線を反射して地球内部に入り込まないようにして、「オゾン層」が紫外線のUVCを反射しているため、地球上の動物や植物は安全に生きていくことができるのです。
日時: 2007年01月26日 09:29
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肌を守るための紫外線対策 Part1
日焼けは、太陽光線のなかの「紫外線によって皮膚が刺激を受けたために生じる「やけど」です。 紫外線は、日焼けを起こすだけでなく、くりかえせばシミ・しわ・といった皮膚の老化が始まり、また皮膚がんを引き起こす原因にもなりかねません。
この30年でUV−Bは最大6〜7%増加(札幌・推定値/気象庁)。UV−Bは皮膚ガン、白内障を助長し、免疫力を低下させる危険物質です。オゾン層がなければ人類は死滅しまいます! オゾン層とは地上10〜50キロ上空の成層圏内にあるオゾンが多く集まっている領域のこと。太陽からの有害な紫外線の多くを吸収し、地上の生態系を守っています。オゾン層があるおかげで、致死性のあるUV−Cは地表に全く到達せず、有害なUV−Bも大部分が吸収されます。 しかし、オゾン層は年々減少しています。原因は主にフロン(CFCやHCFCなど)で、家庭や業務用の冷蔵庫、エアコンなどに使われています。このフロンに起因する塩素、臭素が酸素原子3個からなる化学作用の強いオゾンを分解。結果、オゾン層が破壊されます。
オゾン層が1パーセント減少すると、地上に降り注ぐUV−Bの量は1.5%増えるとされています。皮膚ガンの発症が2%増加し、白内障の発症も0.6〜0.8%増加すると報告されています。 気象庁では1970年代に比べ、今日のUV−B量は最大で6〜7%が増加していると推定される、としています。「日光を浴びて健康になろう!」はもはや遠い過去の話です。 食生活が改善された現代にあっては、太陽光はなるべく浴びないのが賢明です。3人に2人が皮膚ガンを患い、年間1000人もが皮膚ガンで亡くなるオーストラリアでは「本日の日射許容時間は15分まで」といった紫外線指数が発せられるほどです。アメリカでも5人に1人が皮膚ガンを発症しています。
UV−Cは殺菌灯に使われる超有害物質。UV−Bはメラノサイトを活性化させ、シミの原因になります!UV−Aは皮膚に到達して肌のハリを奪い、深いシワを刻んでしまいます!日光を長時間、浴びた後、なんだか体がだるい。そんな経験がありませんか?だるさの原因は紫外線によって免疫機能が低下したからかもしれません。 免疫機能は、病気などの害から体を守ってくれる自己防御システム。しかし、過度の紫外線を浴びると免疫システムを促すランゲルハンス細胞がダメージを受け、免疫システムに支障をきたすこともあります。 同時に肌内部では、活性酸素が発生。遺伝子が傷つけられ、遺伝子プログラムも狂ってきます。 遺伝子プログラムが傷ついたまま修復されなければ、シワやたるみなどの老化現象が早まり、最悪の場合は皮膚ガンという事態を招くことにもなります。日焼けして皮膚が赤くなる前に、遺伝子はすでに傷ついています。
UV−Aは肌の弾力を保つコラーゲン繊維やエラスチン繊維を切ってしまうコラゲネーゼという酸素を遺伝子に刻み込んでいきます。UV.Bは本来天然のサンスクリーン作るの酸素・チロシナーデを活性化。メラニンの生産が止まらなくなるとシミだらけの肌になってしまいます。特に、日光角化症という淡い紅色や紅褐色のシミは要注意。ガンの前駆症状といわれています。 UV−Aは障子や窓ガラス越しにも入ってきます。室内外、老若男女を問わず、1年を通して紫外線を対策に取り組んでほしいと思います。
日時: 2007年01月25日 13:44
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美人ビタミンABC Part2
〜やってみようチェックシート〜
Q:じんましんになりやすいというものが関係があるんですか?
A:便秘をしてたりとか栄養が偏ったりしている人はなりやすいですね。皮膚がきれいじゃないとかカサついてるとか、傷が治りにくいとか、ブツブツができやすいとか、そういうこともあります。あと精神症状が多いですけど日常的にイライラすることが多いとか、何もしたくないとか。 なんで足が関係するかというと、精神的に落ち込んだ時というのは女性は食べ方に非常に出ます。例えば冷えるものいっぱい、アイスクリームだとかジュースだとか、ケーキだとかすごく体を冷やしてしまう砂糖の多いものを食べると腎臓に来ちゃうんですね。腎臓が悪くなると下半身にむくみが来ますから、まず足首が太くなると。足全体がむくんだりします。あと、ハイヒールをはくと問題なのが外反母趾ですね。細くなったハイヒールをはき過ぎて高すぎてつぼめるから、足の親指で体の支えようとして、足の親指が外に曲がってしまうんですね。 ですから、足のトラブルというのは今すごい高いですね。
Q:短かすぎる高校生のスカートなんかは冬の間はすごく寒いけど、体に何か影響はありますか ?
腎臓がすごく冷えちゃって、冷えた結果 、生理不順になったりそれから結果的にはむくんだり、足がきれいじゃなくて、細くて美しい足じゃなくて、むくんだ足の原因をつくってしまっています。
日時: 2007年01月23日 11:07
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美人ビタミンABC Part1
Q:女性の肌のトラブルと言えばいろいろあるんですが、それは何が原因なんでしょうか?
女性の場合は特に冷え性の人が多いんですね。冷え性の原因が果 物アイスが好きで、冷たいものを飲んで体を冷やしてしまう。そういう方はやはりアイスクリームや果 物でカロリーを取りますから、食事を欲しがらないケースがあって、すると朝食をとらなくなっちゃったりするんですね。 朝食をとらないと貧血になります。で、貧血になってしまうとつまり栄養が非常に不足した血液ですから、血液中の栄養が少ないんですよ。そして皮膚のところにもってこられる栄養が少ないから、皮膚を合成してタンパク質とかミネラル、ビタミンをもってきて新しい細胞を合成して古い細胞をあかで落としてしまうんですね。それのスピードが遅くなる。 だから古くてボロボロになって傷だらけの色のくすんだ汚らしい皮膚が長く皮膚についている人は若くてもきれいに見えないんですね。
Q:気を使ってビタミンCや栄養剤などのサプリメントフーズというのは実際肌のためにいいのでしょうか?
もちろん取らない人に比べれば、サプリメントのビタミン剤でもきく場合もすごくあります。 ただ、本当に食生活をよくしてない場合は、結局、とったビタミンCがどこに行くかというと、一番不足しているところとは臓器なんです。臓器で、肝臓とか腎臓、脾臓、心臓、肺とかですね。それらの臓器というのはビタミンを十分に飽和状態に保っておいて銀行貯金みたいな感じですね。ビタミンの貯金をする銀行なんです。 そこに貯えておこうとするから、ちょっとやそっととったくらいで、一番低い肌には来ない。 臓器が崩壊していれば、最後までビタミンは肌にはいきわたらない。という事ですか。 ビタミンCだけとっていても皮膚に来ないばかりか、あんまりいっぺんに取ると尿の中に排せつされてしまうんですね。排せつする時はビタミンCは酸性ですから、腎臓を破壊しながら、排せつしていこうとするので腎臓障害を起こす事もあるんですね。だから、食事でとった方がいいよと。
皮膚というのは、紫外線が直接当るわけですね。そうすると皮膚表面 のところから電子をとっていってしまうんですよ。昔は、日焼けすると赤くなって白くなったんですね。でも最近では、二時間くらい紫外線の強い日に外に行くとかなりの焼けど状態になっているんです。そういう時にフルーツだとかビタミンの入ったいろんないい栄養をとっていない人はすごく汚らしい日焼けの仕方をするんですよね。
ビタミンCもビタミンEも電子を余分に持っています。だから、紫外線ではじき飛ばされたところにまた電子を入れますので、細胞が元通 りになるんです。それだけたくさんのビタミンCやEをとっている人は紫外線を浴びても色黒にならない。しみにならないしわにならない。
メラニン細胞が集まってきて皮膚ガンになるという怖い症状もやっぱりある程度は皮膚とそういう事でそれをカバーする事が可能なんですよ。あと、以外と肌と大腸との関係が強いんですね。東洋医学では、皮膚は大腸と裏返しの関係にあるとよく言うんですよ。大腸がアルカリ性だと皮膚もアルカリ性。大腸は便秘の時にアルカリ性になるんですね。だから、便秘している人の皮膚はアルカリ性で、アルカリ性の皮膚だと雑菌が繁殖しますから、皮膚がトラブるんですよ。どんどんニキビでもちょっと触るとバイ菌が増えちゃってこんなにいっぱいできちゃうとかね。
日時: 2007年01月23日 10:23
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「これが美人ミネラルです」 Part2
ミネラルはこんなに大切なのです。ところが、日本では、長年化学肥料や農薬で土地が痩せ、農作物のミネラルは昭和30年代に比べ数分の1と減少しています。 農作物からとれるミネラルが減少しているのに、その上、各種ミネラルの摂取量が不足してしまう危険があります。というのも、加工食品では、ミネラルはエグ味がするからと、製造の過程で捨てられてしまうのです。調味料も同様です。黒砂糖はミネラルの塊ですが、白砂糖はミネラルゼロです。一般の菓子づくりや料理にはミネラルゼロの白砂糖が使われています
■ミネラルの摂り方
ミネラルの1日のおおよその必要量は、セレニウムが50〜100マイクログラム、銅が1.5〜3mg、亜鉛が10〜15mg、マンガンが2〜4mg、マグネシウムが250〜350mg、鉄が10〜15mgといったところです。 ただ、積極的な活性酸素対策を考えると、それぞれ、1.5倍から2倍の量が必要です。特に女性の場合、鉄の1日の消費量が男性の2倍なので、鉄分が不足しがち。鉄は、体の各部に酸素を運ぶ赤血球に含まれる大切な栄養素でもありますので、不足すると冷えや貧血の原因になります。特に積極的に摂るように努めましょう。 これらのミネラルは、酢やレモン汁など、すっぱいものと一緒に食べると体によく吸収されるため、ミネラルを多く含む海草類の酢の物はおすすめです。
ミネラルの豊富な食品群としては、次のようなものがあります。 レバー、魚のアラ、小魚、海草、貝類、乾物、胚芽のついた米や麦、全粒粉のパン、くるみやゴマなどのナッツ類です。 最近では、居酒屋風のレストランでもおいしい鮮度のよい魚、貝、海草などがたっぷり食べられます。デザートもゴマクッキー、ゴマアイス、ゴマアイス、ゴマしるこなどが手に入りやすくなっていますよね。少し意識するだけでセレニウム、銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、鉄などのスカベンジャーの材料ミネラルを十分たべられるので、しっかり食べて“きれい”を食事から取り入れましょう。
体の抗酸化力を高めるためには、ミネラルを十分に摂取する必要があるのですが、ミネラルは必須微量栄養素といって、わずかな量は必ずとらなければならにものの、とりすぎると逆に毒性がでることがあるます。ですから、サプリメントなどで補給するときは、過剰摂取に気をつけましょう。過ぎたるは及ばざるがごとしです。また、ミネラルは、それだけで吸収が悪い場合が多いので、食後すぐに飲んで、胃の中で食べ物とまざるとよいでしょう。
日時: 2006年12月06日 15:53
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「これが美人ミネラルです」 Part1
今回からは2回にわたってミネラルについて書いていきます。 ミネラル分は、体の生理機能の調整役。特にセレニウム、銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、鉄などは、活性酸素の消去になくてはならないミネラルです。スカベンジャー(活性酸素に電子を与えるもの)の一部に組み込まれている、これらなくしては、お肌の健康を守ることはできません。
■ミネラルの欠乏がお化粧のノリを悪くする
例えば、酵素系スカベンジャーのグルタチオンペルオキシダーゼは、ミネラルのセレニウムをもって、過酸化水素を消去したり、過酸化脂質を分解したりしています。アメリカでは、セレニウムの含有量の少ない土地で、住民にガンの発症率が高いという報告もあります。 銅や亜鉛も同じです。これらは、SOD(スーパーオキシドジムスターゼ)のもとで、スーパーオキシドを過酸化水素に変えるために働きます。このSODの中には、マンガンが入っているものもあります。 銅やマンガンは、体がビタミンCの代謝に欠かせない物質とされており、これらはビタミンCのパートナーともいえるものです。鉄はビタミンB類の代謝に関係する一方、酸素の運搬、赤血球の中の鉄の入った分子ヘモグロビンで行われるので、皮膚の血色をよくする作用がありますから、これらのミネラルの欠乏は、体にとって大問題となるのです。 ロージーチークとは、抜けるような白い肌に頬だけがピンクに染まる、初々しい女の子を表現する言葉です。この文字通りバラのように美しい頬は、鉄を含んだ赤血球が十分血液中を回っている証拠、つまり健康美の証しです。ところが、変なダイエットをすると、頬は吸血鬼のように青白くなってしまいます。
■ファンデーションを美しく塗るには
うすづきの限りなく透明感のあるナチュラルメイクのためには、つけたファンデーションが、肌の表面の毛細血管中の血液温度によって溶け出して伸び、一枚の薄い膜にならなければなりません。生理のときなど、普段と同じファンデーションなのに妙に粉っぽいメイクに仕上り「なぜ?」と思うことがあるでしょう。生理中は肌の表面の毛細血管の温度が低いため、つけたファンデーションが伸びず、いかにも「塗った」ように見えてしまうのです。 毛細血管は、ストッキングの網目のような組成を持ち、つねに生成と消滅を繰り返す生物のような存在です。この網目のゲージは、ミネラルをしっかりとるほど細かくなり、十分に血液が流れるようになります。そうすると、肌の温度が上がり、ファンデーションもうすくよくのびるのです
日時: 2006年12月06日 15:42
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色のついた食べもののすごい力
前回のお話で、抗酸化物質をたくさん食べることが体をさびつかせないために大切だといいう話をしましたが、抗酸化物質といっても、何を食べるのか難しいかもしれませんね。今回は、実際にはどういった食べ物を食べるのがよいのかを説明していきます。簡単にいってしまえば、?@色のついたものを食べる?A砂糖の摂り過ぎに注意する、この2つを日常生活の中で徹底しましょう
■色のついたものを食べる
とくに体をさびさせない為に、最も大切なのは抗酸化な食生活を心がけることです。赤血球の細胞膜やコレステロールを酸化させないためには、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどを多く含んだ、抗酸化力の高い食品をしっかり食べることが大切です。一言で言えば、「赤、緑、黄、黒」など、色のついた食品です。赤:トマト、ニンジン緑:ピーマン、ほうれん草黄:カボチャ黒:ゴマ、きくらげ、黒大豆、海藻これらは、どんな調理法でも構いません。赤ワインやお茶、ココアなどポリフェノールが豊富な飲み物も、水分補給という観点からも積極的に飲んで下さい。
■砂糖の摂り過ぎに注意する
清涼飲料水やスナック菓子は、ビタミンB群の不足と砂糖のとりすぎを引き起こし、結果的に、血液の中に乳酸が増え過ぎてしますのです。乳酸は、ビタミンB群により、完全燃焼してエネルギーに変わりますが、燃焼しきらないと、肝臓や腎臓に運ばれます。このとき、中和のために肝臓から電子をもらってグリコーゲンになるのですが、接続する電子を奪ってしまい、細胞を破壊する原因をつくってしまいます。ところが、若い女性たちが大好きなのは、お砂糖たっぷりの甘いケーキやジュース。肝臓と腎臓、肝心かなめの2つの臓器はジュースや砂糖に弱いということを忘れないで下さい。 さあ、今日から色のついた食べ物と、砂糖の量を気をつけて生活してみましょう!
日時: 2006年12月06日 14:50
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活性酸素から体を守ろう
活性酸素という言葉をよく耳にすることがあると思いますけど、活性酸素ってなんでしょう。何となく、活性酸素は体に悪いもの、そしてそれを防ぐためには、抗酸化力があるサプリメント!という風に理解している人も多いでしょう。 活性酸素、抗酸化、というキーワードは老化、美白、健康など、女性にとってはすごく気になることに関連しています。活性酸素、抗酸化をきちんと理解して、科学的に体の若返りを目指し美人度アップをめざしましょう。 これから10回にわけて、体をさびさせない生活術について、連載します。 いつまでも美しくあり続けたいという女性にとっては、活性酸素はとても重要なキーワードです。活性酸素とは老化を促す物質で、活性酸素が体内にあるからこそ私たちは年をとると言っても過言ではありません。年をとると体の各臓器の機能が低下することをはじめ、目に見える部分ではシワなどが目立ち始めます。 老化は決して生きていく上で避けることのできない事ですが、活性酸素から体を守ることで老化の速度を遅らせる事はできます。実際の年齢より体の内も外も、若々しくいられるために活性酸素から体を守りましょう
■活性酸素は免疫力を高めるけど、多すぎると...
活性酸素は体内の酵素反応を促進させたり、除菌作用があることで知られています。ただし、活性酸素が増えすぎると、次のような事を引き起こす可能性があります。 1)ガン細胞の発生 活性酸素は多すぎると体内の細胞を攻撃してしまいます。なかでも、直接細胞のDNAを傷つけてしまえばガンになってしまいます 2)血管(血液)の酸化 血管の中が活性酸素によって酸化されてしまうと、血管がつまり結果として動脈硬化になります。この酸化されてしまう血管が脳への血管だと脳梗塞、心臓への血管が詰まれば心筋梗塞になります 。血液の循環がわるくなると、お肌もかさかさになり、みずみずしさが失われてしまいます。
■どんなときに活性酸素は発生するの?
活性酸素は体内で自然に発生します(吸い込む酸素の2%)。しかし体内で発生する量は人間が生きていく過程で必要(免疫などで)であり、また、多少の活性酸素は体内で作られる酵素によって消去する事ができます。しかし今、私達が生活している環境の中では、いろんな所から活性酸素が発生しているのです。例えば..... 1)紫外線 紫外線は皮膚の表面を通り抜け、体内の水分(H2O)やスーパーオキシド、過酸化水素を刺激 して、もっとも有害なヒドロキシラジカルを大量発生させ、皮膚を破壊してしまいます。 2)たばこ たばこの煙には活性酸素である過酸化水素も含み、喫煙によって活性酸素を吸い込んでいます。また、タールが肺に入ると体内の免疫システムが働いて、活性酸素を吹きかけて攻撃しようとし、肺の組織を破壊してしまいます 3)ストレス 強いストレスを受けると、体内で副腎皮質ホルモンが分泌され、身体が熱くなったり、胃が重くなったりといった、身体の緊張、興奮状態はこのホルモンによってもたらされます 4)その他 激しいスポーツ、排気ガス、加工食品、などなど
■どうすれば、活性酸素から体を守れる?
体内では、ある程度活性酸素から体をまもること(酸化防止システム)ができます。活性酸素を壊すために材料として使われるのが、酵素、たんぱく質、ビタミンなどです。しかし、年をとるにつれこのシステムもだんだん衰えてきます。 ですから、活性酸素から体を守るには 1)活性酸素が発生する環境を避ける 活性酸素が発生する環境を避ける、あるいは、そのような環境を作らないことが重要です。例えば、タバコを吸わないと か、 紫外線の多い日には日傘をもって出かけましょう! 2)抗酸化物質をたくさんとる 酸化物質は酸化を食い止める働きをします。酸化とは電子をある物質から奪ってしまうことですが、この電子を奪われてしまった物質に電子を供給してあげる働きをするものが抗酸化物質なのです。具体的な抗酸化物質は ●ビタミン類:ビタミンC、ビタミンE など ●ポリフェノール類:カテキン、アントシアン、 イソフラボン など
日時: 2006年12月01日 17:53
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