白花豆のブラウニー
ぐるぐると混ぜていくだけでしっとり濃厚なブラウニーが出来上がるので、お菓子作り初心者さんにもおすすめのレシピです。白花豆の変わりにくるみやアーモンドなどを入れてもおいしくできますよ。常温で持ち運びができるので、ちょっとしたプレゼントにも使えそう。
材料 18×18×高さ5センチの型1台分
白花豆の甘煮・・200g ブラックチョコレート210g バター・・150g
卵・・3個 砂糖・・30g ココアパウダー・・大さじ3 薄力粉・・70g
好みで粉砂糖・・適量
準備
卵は室温においておく
薄力粉は万能こしきなどでふるう
型にオーブン用シートを敷く
オーブンを170度に温め始める
作り方
1耐熱容器にチョコレートを割りいれ、バターを5,6等分して加える。ラップをかけて電子レンジで4分加熱し、取り出して泡だて器で混ぜ、なめらかにする。
2ボールに卵を入れて泡だて器でほぐし、砂糖を加えてよく混ぜる。
3砂糖のざらつきがなくなったら、チョコレート液を少しずつ加え、混ぜ合わせる。
4ココアパウダーを加えてひとまぜし、薄力粉を一度に加え、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ合わせる。
5白花豆を加えてゴムベラでさっくりと混ぜる。
6型に生地を入れ、ゴムベラで隅まで広げて表面をならす。天板にのせて170度のオーブンに入れて25分焼く。ケーキクーラーにのせてあら熱をとり、型からだして冷ます。食べやすく切り分け、好みで粉砂糖をふる。
投稿者: rei 日時: 2009年02月23日 17:16
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いり黒豆のクッキー
いり黒豆のほか、節分のころによく見かけるいり大豆を使っても良いです。いり黒豆が手に入らないときには、乾燥黒豆を水洗いし、耐熱皿に広げ、レンジに3分かけ、ざっと全体をまぜ、再び3分レンジにかけたものを使用すると良いでしょう。
コリッサクッとした黒豆の歯ざわりと、香ばしさが特徴の一口サイズのクッキーです。
材料
いり黒豆・・60g バター・・70g 粉砂糖・・20g 卵黄・・1/2個 薄力粉・・80g
仕上げ用の粉砂糖・・適量
準備
バターは室温において柔らかくする
薄力粉は万能こしきなどでふるう
天板にオーブン用シートを敷く
オーブンを180度に温め始める
黒豆は厚手のポリ袋に入れて上からめん棒などでたたき、細かくする
作り方
1ボールにバターをいれ、泡だて器で全体がなめらかになるまで混ぜる。粉砂糖を2回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。卵黄を加えて混ぜる。
2薄力粉の1/2量を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
3残りの薄力粉を加え、ひと混ぜしたら、黒豆を加えてよく混ぜる。黒豆が全体にいきわたり、粉っぽさがなくなったら、手で生地をひとつにまとめる。
4生地を20等分して丸め、間隔を少しあけて天板にのせる。180度のオーブンに入れ、15分焼く。
5焼きあがったらすぐにボールなどに入れ、仕上げ用の粉砂糖大さじ2をふって混ぜる。あら熱がとれたら、さらに粉砂糖を茶こしでふる。
投稿者: rei 日時: 2009年01月28日 16:21
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体によくって、おいしい豆スイーツレシピ【金時豆の抹茶パウンドケーキ】
秋も深まり、ほっこりとした焼き菓子や和菓子がおいしく感じる季節になりましたね。
買ってくるのも良いけれど、手作りしたものはもっとおいしく感じられるはず。
今回は、おいしいだけではなく、食物繊維やポリフェノールなどの栄養素をたっぷり含み、便秘解消や美肌効果など女性にとってはうれしい効能を持つ“おまめ”を使ったスイーツレシピをシリーズでご紹介します。
煮豆や、ゆでた豆を使って作るので、思っているよりずっと簡単にできますよ。
「金時豆の抹茶パウンドケーキ」
抹茶の風味がいっぱいのケーキ生地に金時豆がちりばめられた和風のパウンドケーキです。煮豆の効果で、しっとりと焼きあがりました。
18×8×高さ5?pのパウンド型1台分
金時豆の甘煮・・100g バター・・100g 砂糖・・50g 卵・・2個
抹茶・・大さじ1と1/2 砂糖・・小さじ1 熱湯・・大さじ2と1/2
薄力粉・・100g ベーキングパウダー・・小さじ1/2
準備
卵は冷蔵庫からだして、室温においておく
バターは冷蔵庫からだして、室温において柔らかくする。
薄力粉とベーキングパウダーはあわせて万能こしきなどでふるう。
型にオーブン用シートを敷く
抹茶と砂糖小さじ1をよくまぜあわせ、熱湯を加えて全体がなめらかになるまで混ぜる
オーブンを170度に温める。
金時豆はシロップが多いようなら軽くきり、器にいれておく
作り方
1ボールにバターをいれ、泡だて器で全体がなめらかになるまで混ぜる。バターが固い場合、レンジに15秒ほどかけてから、泡だて器で混ぜていく。砂糖を2回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
2バターが白っぽくなったら溶き卵を5,6回に分けて加え、そのつどよく混ぜてなじませる。
3抹茶液を加え、よく混ぜ合わせる。
4粉類の1/2量を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。残りの粉類を加えて、粉っぽさがなるなるまで混ぜる。
5金時豆を加え、さっくりと混ぜる。
6型に生地を入れて表面を平らにし、中央を少しくぼませる。170度で温めておいたオーブンに入れて、40分焼く。ケーキクーラーにのせ、あら熱がとれたら型からはずして冷ます。
投稿者: rei 日時: 2009年01月26日 15:17
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健康を増進させる? 【しょうが】
体を温め、発汗を促す 『しょうが』
ジンゲロンが風邪の初期に効果を発揮する!
しょうがは、魚や肉のにおい消しとして、また風味づけや毒消しとして、昔から料理に用いられています。漢方では生姜といい、ほとんどの処方に使われているほど、万能の効果をもっています。
こうした働きのもとは、辛みの成分であるジンゲロンとショウガオールです。これらには、魚や肉の臭みの成分と結合してにおいを消す作用があり、発汗作用や胃液の分泌をよくして消化吸収を促す働きもあります。特にジンゲロンには強い殺菌力があるので、生魚などによる食中毒を予防するのに効果的。血液の循環をよくし、内臓全体の働きを活発にする作用ももっているといわれます。
独特な香りは、シネオール、ジンギロール、ジンギベレンなどの精油成分によるものです。これらは消炎、発汗、去たん、保温などの作用も持つことで知られていますが、唾液の分泌をよくし、食欲を増進させる働きもあるので、のどが痛む、たんが出る、食欲がなくなる、寒けがする、といった風邪の初期にはもってこい。冷え性や神経痛にも効果をあらわします。
おいしい食べ方
有効成分を含んでいますが、しょうがそのものの栄養価は低いので、料理のわき役として利用するのがいいでしょう。細く切った針しょうがは酢のものや煮ものの天盛りに、おろしたしょうがは天ぷらやかつおの刺し身の薬味に。炒めて香りを出し、中華料理や魚料理にも使います。また、抗酸化作用もあるので、クッキーなどの菓子に加えれば、油の酸化防止にも役立ちます。旬には多めに買って自家製のガリをつくっておくと、品質も落とさず、しかも、その際できる甘酢は調味料としても使えて大変便利です。
風邪のひきはじめには、市販のジンジャーパウダーを紅茶に一振りして飲むと、口当たりもよく体も温まります。また、芽に当たる新しょうがはやわらかいので、生のままみそをつけるなどして食べましょう。
選び方と保存法
旬は7?9月ごろ。鮮やかな黄金色で、全体にふっくらしてシワのないものを選び、表面にくぼみや傷があるものは避けます。茎や葉をつけたままの新しょうがは4?8月ごろが旬で、やはり傷がなく、しなびていないものが新鮮。茎根に近い部分が赤いものが特によいといわれます。
冷蔵庫では品質が変わりやすいので、長期保存の場合はラップやビニール袋に包んで冷凍保存しましょう。
なお、市販されているジンジャーパウダーやジンジャーソルトは保存が簡単で手間がかからないので、常備しておくと重宝します。
日時: 2007年04月24日 10:39
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貧血を治す食べ物? 【ほうれん草】
鉄分多く、造血効果は抜群 『ほうれん草』
鉄分を吸収するビタミンCも豊富!
今や緑黄色野菜の王様として食生活に欠かせないほうれん草。昔の中国では、「五臓の働きをよくする」食べものとして薬の扱いを受けるくらいで、冷え性や便秘、糖尿病ののどの渇きを治すとされています。 ほうれん草はまた、貧血に効果のあることでも知られています。鉄分の含有量は100g中3.7mgと、緑黄色野菜の中ではパセリの9.3mgに次ぐ多さです。しかも、造血効果のある葉酸、鉄分の吸収をよくするビタミンC、血液をきれいにする葉緑素もたっぷり。食べやすく、料理の利用範囲も広いとあって、まさに理想的な貧血予防食品なのです。 その他、β―カロチン、ビタミンB1、B2、ナイアシン、カルシウム、カリウムも豊富ですから、肌や髪をつややかにし、風邪の、予防や高血圧にも効果的です。 ほうれん草には春まきと秋まきがあるので、1年中手に入りますが、旬は冬。霜に当たった方が甘みが増し、夏に出回っているものに比べ、ビタミンC、β―カロチンともに豊富です。
〔おいしい食べ方〕 アクには体内でカルシウムと結合して、結石の原因となったり、体内の貴重なカルシウムを浪費してしまうシュウ酸という成分があります。生で食べても1日3kgを1か月以上食べ続けないかぎり、まず結石の心配はありませんが、ゆでて水洗いすれば、半分以上のシュウ酸は取り除けます。 ゆでればカサも減って、たくさん食べることができるので、おひたし、煮びたし、ごまあえにしてどんどん食べましょう。 また、鉄分は少量の動物性のタンパク質と合わせると吸収率が高くなるので、最近人気のカリカリに炒めたベーコンと合わせるほうれん草サラダは、理にかなった一品といえます。アクの少ない品種を選べば、やわらかくておいしさも格別です。牛乳とも相性がよいので、ミルク煮にするのもいいでしょう。 調理するときは、鉄鍋を使うのも一法です。水分や塩分、酢などによって、鍋の表面からにじみ出る鉄分は、体内で利用されやすい鉄分(2価鉄)が大部分なのです。
〔選び方と保存法〕 緑色が鮮やかで、葉がピンと張ったみずみずしいものが新鮮です。長さ20?25cmくらいがおいしく、大きすぎるものは味が落ちます。 鮮度が落ちるほどビタミンCが減るので、早めに食べたいものですが、ぬれた新聞紙に包んでポリ袋に入れ、根を下にして立てて冷蔵庫に入れておけば1週間はもちます。
日時: 2007年04月19日 14:30
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貧血を治す食べ物? 【かき】
造血に必要な成分がたっぷり『牡蠣』
高血圧、低血圧にも効果的海のミルクは血液を丈夫にする!
かきは、その栄養価の高さから「海のミルク」といれています。タンパク質や脂質は他の魚介類に比べるとやや少ないものの、エネルギー源であるグリコーゲン、造血に必要な鉄や銅、ビタミンB1、B2は大変豊富です。 ぬるぬるする部分に含まれているタウリンとうアミノ酸には、脂質やビタミンA、Eなどの脂溶性ビタミンの消化吸収を助ける働きや、血中コレステロールを減らしたり、血圧を正常に保つ作用もあります。 身は貧血、高血圧、低血圧、肌荒れに効果があり、殻を乾燥させた生薬「牡蠣」は精神安定、胃酸過多の特効薬です。その効用は古くから知られていて、『本朝谷鑑』という古書には「心を涼しくし、肝を混し、脾臓のうつ熱を去り、汗を止め、渇を止め、腹下しを整え、酒毒を欠し、婦人の血気を収める」と記されています。 ところで、「花見すぎたらかき食うな」といわれているのをご存じですか?欧米でもRのつかない月、つまり5?8月は食べるな、といわれています。これは、鮮度が落ちやすく中毒にかかりやすいためのようですが、この時期は栄養価もぐんと下がります。たとえば、旬の1?4月には4?6%あるグリコーゲンが、産卵後の8月にはい0.5%にまで落ちてしまうのです。 おいしい時期ほど栄養もたっぷり。旬の冬には努めていただきたいものです。
〔おいしい食べ方〕 なんといっても、生がきにレモン汁をかけて食べるのが一番です。海の香りをまることいただくようなおいしさもさることながら、ビタミンCの多いレモンを一緒にとることで鉄分の吸収が促され、タウリンの損失を防ぐこともできます。 ちなみに、かきは殻の平らな方が上です。ふくらんだ方を下にして口のつけ根からナイフをさし込み、貝柱を切って開けると、中のエキスをこぼさずに開けられます。 おなじみのかきフライやかきのべーコン巻きソテーにもレモンを絞りかけ、ブロッコリーやジャガイモをつけあわせにするといいでしょう。
〔選び方と保存法〕 むき身のかきは、身がぷっくりとふくらんで丸みがあり、縁の黒いひだが色鮮やかなもの、貝柱が透き通った感じのものが良品です。殻つきは鮮度がわかりにくいので、信用のおける店で買うことです。 かきは足が早く、傷むと食中毒を起こしやすいので、生で食べるときは買ったその日のうちに。加熱する場合でも、殻のふくらんだ方を下にして冷蔵庫に入れておき、一両日中にはいただきましょう。
日時: 2007年04月19日 13:45
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貧血を治す食べ物? 【レバー】
鉄分補給の優等生『レバー』
体内吸収率の高いヘム鉄が豊富!
貧血に効く食べものといえば、まず思い浮かべられるのがレバーです。代表的なレバーには牛、豚、鶏がありますが、栄養的な大差はなく、いずれも良質のタンパク質、脂質ビタミンA、B1、B2、鉄分などが豊富で、動物性食品には少ないビタミンCまでもが多量に含まれています。 鉄分には体内に吸収されやすいものとされにくいものがありますが、レバーの鉄分は吸収率の高いヘム鉄。しかも造血に不可欠なビタミンB2や銅も多いため、胃腸や肝臓の障害によって起こる悪性貧血にも効果があるといわれています。 また、レバーの成分はそっくりそのまま肝臓に効果的に働くところから強肝食としても有名で、肌を美しくする作用もあります。 苦手という人も多いのですが、臭みをとれば意外に食べやすいもの。特に鶏レバーはやわらかく淡白なので、レバー嫌いの人でも抵抗なく食べられるでしょう。牛、豚レバーに比べてカロリーも低いので、ダイエット中の人にもおすすめです。 生理痛や生理不順に悩まされている人は牛レバーが有効。牛レバーにはホルモンの活動を活発にするビタミンEが豊富なため、症状をやわらげる効果も期待できます。 豚レバーは、とにかく鉄分を補給したい、という人向き。鉄分含有量は豚レバーが最も多く、100g中に13mg、鶏は9mg、牛は4mgです。 ただし、とりすぎは禁物。レバーのビタミンAはとりすぎた分が排出されず、体内にとどまると、肝臓を疲労させたり、脱毛させたりのトラブルを招きます。レバー2?3切れで1日の必要量が摂取できることを、覚えておきましょう。
〔おいしい食べ方〕 水がにごらなくなるまでさらせば、かなり臭みは消えますが、これではせっかくのビタミンB群やCが水の中に溶け出してしまいます。水にさらすのはせいぜい10?15分程度にとどめます。血ぬき後は牛乳や酒に浸しておくと、臭みは消えて風味も増します。時間がないときは、さっと熱湯にくぐらせて表面をかためてしまうのも方法です。 栄養を損なわずに食べるには生食が有効ですが、寄生虫などの心配があるので、加熱した方が安全です。パセリ入りの衣で揚げた香り揚げやレバニラ妙めなどは、ビタミンCと一緒にとることでより鉄分の吸収をよくし、臭みも消してくれる、一石二鳥のお料理です。
〔選び方と保存法〕 赤みの鮮やかな、プリプリした張りのあるものが新鮮です。傷みやすいので、かたまりのまま、その日に食べきる量だけ求めましょう。
日時: 2007年04月17日 16:55
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貧血を治す食べ物? 【きんしんさい】
常備しておきたい我が家の妙薬『きんしんさい』
鉄分はほうれん草の20倍主だった栄養素がたっぷり!
金針菜はユリ科のホンカンゾウのつぼみを乾燥させたもので、黄金色であること、乾燥させるとつぼみが針のように細くなることから、「金針菜」と呼ばれるようになりました。 別名を「忘憂草」といい、これは補血、血液浄化、利尿、精神安定などの作用によって、体も心もリフレッシュされる、つまり、憂いを忘れさせてくれることから名づけられたようです。 栄養価も非常に高く、タンパク質、脂質、鉄分、カルシウム、リン、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなどを豊富に含んでいます。特に鉄分の含有量はすばらしく、100g中74mgは、なんとほうれん草の20倍。ひじき(55mg)やきくらげ(44mg)と比べても、その多さがわかります。 昔から貧血の妙薬として扱われてきたのも、この豊富な鉄分があるからでしょう。 むくみをとったり高ぶった神経を鎮めたりの効果もあり、健脳食としても注目されはじめている金針菜。あまりなじみのないものですが、中国食品を扱っている専門店やデパート、漢方薬局で求めることができます。 扱い方は乾物と同じで、水の中で2?3回もみ洗いし、水かぬるま湯に約1時間(その年にとれた黄色いものは15分程度)浸してやわらかくもどしてから使います。豚肉や鶏肉とよく合い、コクのあるとてもよいだしが出るので、スープや煮もの、炒めものにぴったり。保存もきくので、便利です。
〔おいしい食べ方〕 金針菜の栄養分はつぼみの中にある花粉に含まれています。水洗いするとき、またもどすときには、この花粉を洗い流さないよう、十分、注意しましょう。 もどし汁は黒ずんできますが、これは鉄分が溶け出したためです。捨てずにスープや煮汁に加えていただきましょう。もどし汁には鉄分だけでなく、うまみも出ているので、お料理もグッとおいしくなるはずです。
〔選び方と保存法〕 新鮮なものほど黄金色をしています。古いもの、保存状態の悪いものほど黒っぽくなってくるので、できるだけきれいな黄金色のものを選びましょう。紙袋などに詰められて中が見えないときは、製造年月日を確かめることが必要です。 保存は普通の乾物と同様に考えてさしつかえありませんが、金針菜は、鉄分を豊富に含んでいるため、空気にさらされると黒ずみやすく、花粉には虫もつきやすいもの。ジッパーつきの袋やあき缶、密閉容器に入れて空気をシャットアウトし、冷蔵庫で保存すれば万全です。
日時: 2007年04月17日 15:55
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貧血を治す食べ物? 【プルーン】
「女性にうれしい」ミラクルフルーツ『プルーン』
鉄分含有量は果物界のナンバーワン!
プルーンはプラム(西洋スモモ)の一種で、数100種類にも及ぶプラムの仲間の中でも、肉厚で甘みが強いため、最も乾果に適しているといわれています。現在、市場に出回っているのもドライプルーンがほとんど。フレッシュプルーンは夏の一時期に若干量、といったところです。 このプルーン、アメリカでは「ミラクルフルーツ(奇跡の果物)」と坪ばれていますが、それもそのはず、プルーンには各種のビタミン、ミネラルが大変豊富に、しかもバランスよく含まれているのです。 中でも鉄分は他の果物と比べると圧倒的に多く、100g中に含まれる鉄分3.9mg(ドライプルーンの場合)は、グレープフルーツの約40倍、バナナの約13倍に相当するほど。女性の10人に1人は悩まされているといわれる鉄欠乏性貧血の予防には、もってこいの食品といえるわけです。 ビタミン類においても、カロチンはレーズンの約38倍、B1はりんごの約2.5倍、B2はオレンジの約5倍ナイアシンはグレープフルーツの8.5倍と、群を抜いています。 これらのビタミン、そしてミネラルは、代謝をよくして病気を治す力をより活発にしてくれるため、低血圧や冷え性、風邪の初期症状、疲労回復にも効果があります。ペクチンという水溶性の食物繊維も豊富で、便通を穏やかに促進する働きもあり、女性にとっては、まさに毎日とりたい「ミラクルフルーツ」といえるでしょう。
〔おいしい食べ方〕 プルーンの鉄分は、肉や魚に含まれている鉄分に比べるとやや吸収率が劣りますが、ビタミンCや少量の動物性タンパク質を一緒にとることで、吸収率を倍増させることができます。他の酸味と合わせると風味も増すので、サラダに加えてレモンドレッシングでいただいてはどうでしょう。肉の煮込み料理に入れてもなかなかいけます。 もう一つのポイントは、食後のコーヒーや紅茶を控えることです。というのは、これらに含まれているカフェインには、鉄分の吸収を妨げる作用があるからです。食後にはノーカフェインのハーブティーやほうじ茶をどうぞ。どうしても飲みたい場合でも、食後少なくとも30分、できれば1時間は控えたいものです。 なお、プルーンはとりすぎると下痢を引き起こすことがあります。1日10粒が適量です。
〔選び方と保存法〕 なるべく大きく、製造年月日の新しいものを選びましょう。封を開けても冷蔵庫に入れておけば1か月くらいはもちますが、ワイン漬けにすると、長期保存も可能です。
日時: 2007年04月17日 15:40
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