添加物
●ちょっとした心がけ、工夫で添加物をシャットアウト
体内にとり込まれた添加物は門脈を通って肝臓に送りこまれ、そこで肝臓が解毒をしてくれるのですが、長期にわたって添加物の入ったものを食べつづけていると、肝臓が正常に機能しなくなります。 若いのに顔にシミがいっぱい出てきたといって、ファウンデーションをべったり塗って紫外線対策をするといった話をよく耳にしますが、じつはそういう人は肝臓に異状がある場合がよくあります。顔にシミができる人は添加物をとりすぎていないか、ちょっと食生活を見直していただきたいものです。
でも、忙しいひとり暮らしのOLの方などですと、コンビニエンスストアで一人分ずつパックされたサラダやおにぎりなどを買ったほうが楽だし、安くつくとおっしゃることもあります。そんな場合にも、何か一品だけは自分でつくるというのは、そんなにむずかしいことではないのではないでしょうか。 たとえば、タイマー付きのコンセントを使えば、高価なタイマー付き炊飯器じゃなくても、帰宅時間に合わせて炊きたてのごはんを食べることができます。 昼食は時間とお金の節約のために、コンビニエンスストアヘカップめんやおにぎりを買いに走るOLも見かけますが、おにぎりだけでも自分でつくるとか、ひとり暮らしの女性でも一人一品ずつおかずをつくり、グループをつくってみんなで持ちよりランチを楽しむとか、ちょっとした工夫をするだけで、体への害が少なくなり、心も豊かになります。
カップめんを食べるよりはインスタントラーメンにして、スープの素を少なくし、野菜や卵を加えれば、塩分や添加物控えめで栄養的にもバランスのとれた食事ができます。 添加物のまったく含まれない食品しか食べないというのはたいへんなことですが、こんなちょっとした心がけでもずいぶん違ってくるのです。 今は無添加食品だけをおく自然食品の店や自然食のレストランも見かけるようになりましたから、よい店を見つけて友だち同士で情報交換をするのもよいことだと思います。
日時: 2007年03月13日 11:47