色のついた食べもののすごい力
前回のお話で、抗酸化物質をたくさん食べることが体をさびつかせないために大切だといいう話をしましたが、抗酸化物質といっても、何を食べるのか難しいかもしれませんね。今回は、実際にはどういった食べ物を食べるのがよいのかを説明していきます。簡単にいってしまえば、?@色のついたものを食べる?A砂糖の摂り過ぎに注意する、この2つを日常生活の中で徹底しましょう
■色のついたものを食べる
とくに体をさびさせない為に、最も大切なのは抗酸化な食生活を心がけることです。赤血球の細胞膜やコレステロールを酸化させないためには、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどを多く含んだ、抗酸化力の高い食品をしっかり食べることが大切です。一言で言えば、「赤、緑、黄、黒」など、色のついた食品です。赤:トマト、ニンジン緑:ピーマン、ほうれん草黄:カボチャ黒:ゴマ、きくらげ、黒大豆、海藻これらは、どんな調理法でも構いません。赤ワインやお茶、ココアなどポリフェノールが豊富な飲み物も、水分補給という観点からも積極的に飲んで下さい。
■砂糖の摂り過ぎに注意する
清涼飲料水やスナック菓子は、ビタミンB群の不足と砂糖のとりすぎを引き起こし、結果的に、血液の中に乳酸が増え過ぎてしますのです。乳酸は、ビタミンB群により、完全燃焼してエネルギーに変わりますが、燃焼しきらないと、肝臓や腎臓に運ばれます。このとき、中和のために肝臓から電子をもらってグリコーゲンになるのですが、接続する電子を奪ってしまい、細胞を破壊する原因をつくってしまいます。ところが、若い女性たちが大好きなのは、お砂糖たっぷりの甘いケーキやジュース。肝臓と腎臓、肝心かなめの2つの臓器はジュースや砂糖に弱いということを忘れないで下さい。 さあ、今日から色のついた食べ物と、砂糖の量を気をつけて生活してみましょう!
日時: 2006年12月06日 14:50