ミネラルの1日のおおよその必要量は、セレニウムが50〜100マイクログラム、銅が1.5〜3mg、亜鉛が10〜15mg、マンガンが2〜4mg、マグネシウムが250〜350mg、鉄が10〜15mgといったところです。 ただ、積極的な活性酸素対策を考えると、それぞれ、1.5倍から2倍の量が必要です。特に女性の場合、鉄の1日の消費量が男性の2倍なので、鉄分が不足しがち。鉄は、体の各部に酸素を運ぶ赤血球に含まれる大切な栄養素でもありますので、不足すると冷えや貧血の原因になります。特に積極的に摂るように努めましょう。 これらのミネラルは、酢やレモン汁など、すっぱいものと一緒に食べると体によく吸収されるため、ミネラルを多く含む海草類の酢の物はおすすめです。
ミネラルの豊富な食品群としては、次のようなものがあります。 レバー、魚のアラ、小魚、海草、貝類、乾物、胚芽のついた米や麦、全粒粉のパン、くるみやゴマなどのナッツ類です。 最近では、居酒屋風のレストランでもおいしい鮮度のよい魚、貝、海草などがたっぷり食べられます。デザートもゴマクッキー、ゴマアイス、ゴマアイス、ゴマしるこなどが手に入りやすくなっていますよね。少し意識するだけでセレニウム、銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、鉄などのスカベンジャーの材料ミネラルを十分たべられるので、しっかり食べて“きれい”を食事から取り入れましょう。
体の抗酸化力を高めるためには、ミネラルを十分に摂取する必要があるのですが、ミネラルは必須微量栄養素といって、わずかな量は必ずとらなければならにものの、とりすぎると逆に毒性がでることがあるます。ですから、サプリメントなどで補給するときは、過剰摂取に気をつけましょう。過ぎたるは及ばざるがごとしです。また、ミネラルは、それだけで吸収が悪い場合が多いので、食後すぐに飲んで、胃の中で食べ物とまざるとよいでしょう。